コミックエッセイ:離婚の先にあったもの
新たな問題が浮上!この不安を乗り越えるためには…!?【離婚の先にあったもの Vol.4】
■前回のあらすじ
役所で公証人にメモを確認してもらい、公正証書を作り、無事に離婚が成立…。
みなさんこんにちは。もちもちエプリデイ作者のかわベーコンです。
無事、離婚が成立した私。
元夫とのことはあらかた片づきましたが、早急に決めなければいけないことがまだ残っておりました。
それは建築予定だった新居のことです。
すでにハウスメーカーさんと契約済みで、土地の整地がすでに終わっている状態でした。
そんな時に離婚問題が浮上したので、ハウスメーカーの担当者に電話して、作業を止めていただいている状態だったんです。
しかし、そう長く止めてもらえず、もし家を建てるのなら早めに進めなければいけない状態でした。
また、仮に家を建てないという選択をすると、契約は済んでいるので、それを破棄する必要がありました。
違約金も発生する…。
それを元夫が支払えるのだろうか。
そこまではさすがに無理だろうな、と思いボーッと家が建つ予定の土地を、実家の窓から眺めていました。
■覚悟を決めて家を建てることを決意した
そこの土地がそのままでも、他の家が建ったとしても、それを見るたびに私は負の感情を抱えて、ため息をついてしまいそうでした。
それに、子どもたちはどんどん大きくなっていく…。
自分の部屋がほしくなるだろうけど、実家に子どもたちの部屋はありません。
その時、こう思うかもしれない。
「あの時、家を建てていれば」と。
というわけで、覚悟を決めました。
ビックリなのは、私一人でもローンが通ったこと。
当初は元夫と共同でローンを組む予定でしたが、私だけのローンでも良かったかもしれません。
いや、誰もこんなことになるなんで思わないじゃん? というわけで、私は「シングルママン(子ども2人)」に加えて、「家持ち」という新たな肩書を得ました。
しかし、人生にいつまでもまとわりつくアイツのことが、再び私の心に浮上してきました。
そうお金です。