コミックエッセイ:ドイツDE親バカ絵日記
別居中の両親を心配していた!? 4歳の息子に伝えたかった思い【ドイツDE親バカ絵日記 Vol.47】
ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツでひとり息子を育てているぱん田ぱん太です!
突然ですが、昨年までわが家はドイツ人の夫との国際結婚家族でしたが、現在は正式に離婚が成立し、別居をしています。
日本では「単独親権」が一般的ですが、ドイツでは基本である「共同親権」が適用され、4歳の息子のフリッツ君は平日はママ(私)の元、週末はいつもパパの元で過ごしています。
そして、ある日のこと。フリッツ君が私に聞いてきました。
突然の質問に驚きましたが、心当たりはあります。週末が終わり、いつもフリッツ君がわが家に戻って来たときに……。
毎回「会いたかった」「会えて嬉しい」と口にすることです。フリッツ君はそれを聞いて「じゃあ、僕に会えないうちは悲しいのかもしれない」と心配したのかもしれません。
心配をかけることがないように、私はフリッツ君とまっすぐ向き合って話をすることにしました。
「そうだよ、フリッツ君が大好きだから、フリッツ君がいない間はママは悲しいんだよ」などと言って、フリッツ君が「自分のせいでママが悲しんでるんだ」と感じてしまうことは絶対に避けたいので、私はフリッツ君といない間も楽しいことを伝えようと思いました。
だけど、それで逆に「ママは僕がいなくても平気なんだ、僕が好きじゃないんだ」とは誤解させないように……。
私の大好きなデ◯ズニープリンセスをたとえに出してみました。これは本当のことで、私はできればフリッツ君と一緒にプリンセスが出てくる映画を観たり、音楽を聴いたりしたいのですが……。
フリッツ君はスーパーヒーロー、あんぱんまん、恐竜など、別のコンテンツに夢中で、プリンセスを禁止するのです(笑)。
それを説明すると、フリッツ君はしっくり来たようで、すぐに納得してくれました。
その次の週末前にバイバイする時にも、笑顔でこう言ってくれました。
ママがフリッツ君に依存しているわけでも、逆にフリッツ君を必要としていないわけでもないということを、プリンセス映画のたとえを通して理解してくれたようで、私はとても安心しました。
きっとこれからもフリッツ君が大きくなるにつれ、少し人とは違う家庭環境や、両親同士の関係でいろいろと考えることが増えるのだと思います。
そのたびに、フリッツ君がきちんと自分の考えを私に話してくれて、私もまっすぐに話ができる関係でいられるように頑張ろう!と思いました。
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