コミックエッセイ:両手に男児
なんでこんなに嫌なの!? 優しい父なのにイライラしてしまう/父と口をきかなかった3年間(2)【両手に男児 Vol.45】
なんとなく父を避けるようになり、私から話しかける事もなくなりました。
父から声をかけられてもつたない返事を返したり、聞こえないふりをして過ごすように。(思い出しただけでも父に申し訳ない…)
そんな態度の私に対し、父は怒ったり注意したりはしませんでしたが、私はなにをされてもされなくても父に対して腹が立ってしまい…。
自分でもなんでここまで父に対して反抗心があるのかわからず悩む日々。
泣きながら家族や親戚に相談したこともありました。
叔母から言われたことは「本能なら仕方がない」と悶々としていた気持ちを少し晴らしてくれたのでした。
理由がわからないまま月日は流れなんだかんだで中学3年間はほとんど父と口をきかず過ぎていきました。
そして高校生になった私。
反抗期はつづいていたかというと…
昔のようにまた父とふたりで出かけるようになっていたのです。
あの3年間はなんだったのか…。
自分でもよくわからないまま、でもとくに深入りもせず自分の反抗期に蓋をしました。
それから月日は経ち、20代になった私はあの長かった父への反抗期のキッカケかもしれない出来事を思い出したのでした。
次回、最終回です!
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