コミックエッセイ:ドイツDE親バカ絵日記
自分が親に感謝しているからこそ通わせてあげたい。「幼少期から習い事を始める」ということ【ドイツDE親バカ絵日記 Vol.56】
ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで主婦をしているぱん田ぱん太です。
皆さんは「子どもの習い事」についてどう考えていますか?
まずは自分の話になってしまいますが……。私が人生で一番最初に習わせてもらったものは「ピアノ」でした。
兄、姉も同じようにピアノを習わされていたのですが、2人にはピアノは刺さらなかったらしく、中学に上がるとともに辞めてしまいました。
しかし私は肌に合っていたらしく、真面目に練習しない割にはずーっと楽しく続けられました。
その結果、ピアノの先生から声楽を習うことも勧められたのをきっかけに声楽の道へ。
私が今現在ドイツに暮らしているのも音楽大学でドイツ音楽を学び、興味を持ったことがきっかけですし、音楽に関してわが子と積極的に一緒に楽しんだり教えたりすることができて、私は本当に音楽をやらせてもらっていたよかったと思っています。
ドイツは比較的寒く、あまり海とは縁のない国なので、サマースポーツよりもウィンタースポーツが断然人気。
特に私たちが住んでいる地域には強いプロチームがいることもあり、数あるスポーツの中からアイスホッケーを習わせることに決めました。
これは私の希望なのですが、スポーツの中でも、できれば集団競技を学んでほしかったのです。
そうすれば個人競技よりも他の子どもたちと接する機会が増え、コミュニケーション能力を育てることにもなるかと思いました。
私たちは当然ながら、プライベートの時間でもアイススケート場に遊びに行くことがあります。すると……。
フリッツ君よりずーっと大きい子どもたちも、補助具を使用していたりするなか、アイスホッケーのトレーニングを1年近く行っているフリッツ君は、転ぶこともなくスイスイとスケートリンクを滑らかに滑ります。すると周りの人から誉め言葉をもらえるのです!
こういった経験による自信が、フリッツ君の自己肯定感を育てるなど、大切な性格形成の一部になるのではないかと私は思っています。
今のこの時期は「一生懸命習い事に通わせるよりもたくさん遊ばせたほうがいい」「ひとつのジャンルに集中させるのではなく、さまざまなものを習わせてみたほうがいい」などいろんな意見があると思いますが、わが家はこのままアイスホッケーを頑張ってみようと思います!
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