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コミックエッセイ 夢見る母の教育虐待

受験のゴングが鳴った瞬間! 母に私立中学校の文化祭へ連れていかれ…【夢見る母の教育虐待 第2話】

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■前回のあらすじ
アラサーのモチコは、テレビの中学受験ドラマを見たことをきっかけに、自身の中学受験を思い出します。懐かしく感じる一方で、まるで戦場のようなつらい日々の思い出がよみがえってきました。 「塾弁持って夜まで勉強は普通だった」大人になって振り返る中学受験の記憶
「塾弁持って夜まで勉強は普通だった」大人になって振り返る中学受験の記憶


■中学の文化祭に連れていかれた


20年ほど前、私が小学3年生のころ…。私は地元の公立小ではなく、受験をへて私立小学校に通っていました。

小学校生活も板についてきたこのころ、母に連れていかれた場所がありました。

受験のゴングが鳴った瞬間! 母に私立中学校の文化祭へ連れていかれ…【夢見る母の教育虐待 第2話】
受験のゴングが鳴った瞬間! 母に私立中学校の文化祭へ連れていかれ…【夢見る母の教育虐待 第2話】
親子でキレイな服を着て、たどり着いたのは私立中学校・A女子中学の文化祭でした。

受験のゴングが鳴った瞬間! 母に私立中学校の文化祭へ連れていかれ…【夢見る母の教育虐待 第2話】
受験のゴングが鳴った瞬間! 母に私立中学校の文化祭へ連れていかれ…【夢見る母の教育虐待 第2話】
にぎやかな文化祭のスペースを抜けて「受験生向けの個別相談ブース」へと入りました。

部屋の中では先生と私と母の三者面談のような状態になり、「今、何年生?」「志望校はもう決めているの?」など、簡単ではありますが受験に関する話をしました。

しかし、私は「そもそも受験とは何…?」という状態。

何のために中学校の先生と面談しているのか、そもそもなぜA女子中に来ているのか、母は何を計画しているのか…何もわかりませんでした。

状況が飲み込めず、ほとんど母と先生だけが会話しているような状況で、ポツンと取り残されたような気持ちに。 
 
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