コミックエッセイ:育児に遅れと混乱が生じてる !!
子どもの「好き」は大事だけれど 母の「好き」だって譲らない!【育児に遅れと混乱が生じてる !! Vol.72】
■母ユキミ第一章スタート
子どもを産んだら母になった。
いや、文字にすると当たり前すぎて3分の1も伝わらない。
うまく説明できるかわからないが、私は子どもを産んで母になった瞬間にこれまでの自分が「完」(完結)となり、母としての第一章がスタートした気持ちになった。
当たり前だが人生は生きている以上「完」なんてことはなく、ずっと続いてそしてつながっているんだなぁ…と思った。
子どもを産んだからといって今までの自分は変わらないし、知識や経験でちょいとレベルアップはできても「かぼちゃがマンゴーになりました!」なんてとんでも変化をすることはできない。
できたとしてもかなりムチャをしているし、原形の跡形もない。
例えが下手過ぎたせいでなんだかしっちゃかめっちゃかになった。
かぼちゃとマンゴーは置いておきましょう。
母になった私は産前の自分の好きだったものにも「産前の自分が好きだったものなため完」として蓋をしてしまったため、育児でどうにも行き詰まったときに逃げ場がなくなってしまった。
行き詰まったときも母である以上育児のこと以外を考えるのはご法度な気がして、そんなときでも現実と向き合ってしまった。
(ちなみにこのときの状況は私のブログで産後うつになった話としてつづってあります)
世の中には育児で行き詰まったらそこから逃げないでとことん向き合う、という方もいらっしゃるだろうが自分はそういうタイプではなかったらしい。