幼児英語講師って?子育て経験も活かせるママのお仕事拝見!その3
出産後の仕事で、小さいころからの夢をかなえたママがいます。きっかけは情報収集。夢だった英語の先生になり、4歳と2歳のお子さんの育児もますます楽しくなった、という幼児英語教師・淺野麻澄さんに話を聞きました。
理想にぴったりの求人情報を見つけ、夢を実現
英語の派遣講師として、月数回、都内の保育園で英語のクラスを受け持っている淺野さん。英語の先生になることは、小さいころからの夢でした。9歳~15歳まで近所の会話中心の英語教室に通い、「英語大好きっ子」だったのに、周りの友だちは英語ぎらい。原因は「英語との出会いが楽しくないから」だと感じ、「将来は、『子どもたちが最初に出会う英語の先生』になって、英語の楽しさを伝えたい」という思いがあったそうです。
とはいえ、新卒で就職したのは旅行会社。
結婚後に退職し、子育てをする中で、かつての夢を思い出し、「英語を教える」ことに的を絞って、情報収集をしていたそう。そのときに出会ったのが、ブリタニカ・ジャパンの幼稚園・保育園向け英語プログラムAngie&Tony。「『園の先生が主体となって、日常の保育で歌って踊って英語に親しむ』という理念に、これだ!と思いました」
まだ下の子が1歳だったために「早すぎるかな」という不安もあり悩みましたが、「チャンスを逃したくない」と応募したら、すぐに採用が決まったのだそう。会社は、子育て中の母親を活用することに積極的で、「事情でお休みをいただくときも、とても快く対応してもらえるので働きやすい」というのが第一印象。働く環境として理想的だったそうです。
子どもたちもママを応援!
「子どもの反応が心配だった」という淺野さんですが、実際に仕事を始めてみると、下のお子さんも「いってらっしゃい」と笑顔で見送ってくれるそうです。「子どもたちは私が園で使う教材のDVDが好きで、『今日はどの曲をしてくるの?』などと興味津々。私も、子どもたちと一緒に踊りを覚えていますし、レッスンの練習も子どもたちを相手にしています。
そのときは子どもたちも私を『麻澄先生』と呼んだりしてノリノリです」とのこと。レッスンがある日は、下のお子さんは、実家のお父さんに預かってもらっています。お父さんは、お子さんと児童館に遊びに行き、淺野さんが作ったお弁当をお子さんと一緒に食べてくれます。「二人とも楽しそうですし、おじいちゃんと孫としての関係も深まっています。