入学準備はバッチリ!?抜けがちな準備・ポイントをチェックしよう!
これについては意識している家庭が多いと思いますが、持ち方の次は“はしの使い方”。
「おかずをはしでつき刺して口に運んでいないか?」「おかずをひと口サイズにかみ切って食べられるか?」「やわらかい魚の身などは、はしで切り分けられるか?」なども見るべきポイントなのだとか。
我が家の三女は、具材をはしで切り分けることはまだできないし、ひと口サイズにかみ切って食べる意識もありません。肉をそのまま豪快に口に入れ、ずっと口をモグモグさせている姿をよく見ます(笑)。これはさすがにのどに詰まらせる危険性があるので必ず注意をしています。が、なかなか直りません。子ども本人に意識をさせることは、根気がいることだなと思います。
また小学校の給食時間は、幼稚園や保育園よりも短くなります。
テレビを見ながらダラダラと食べるのではなく、ある程度時間を決めて、食事時間には終わりがあることを意識させることも大切なようです。
~チェックポイント~
□はしは正しくもてますか?
□おかずをはしで刺して口に運んでいないですか?
□おかずを大きなまま口にほおばっていないですか?
□時間内に食事を終えることができますか?
一番大切なのは…
社会への第一歩ともいえる小学校生活、新生活と新たな人間関係にワクワクすると同時に、ドキドキと緊張もするもの。我が家の娘たちは、最初の1カ月は、ほとんど勉強もしないのに疲れてヘトヘトになって帰宅。就寝前に突然泣きだすこともあり、親の私も「どうしちゃったの?」と焦ることがありました。最終的に「がんばってきたんだね。大丈夫だよ」と抱きしめることしかできませんでしたが、よしよしと頭をなでていると、不思議と気持ちが落ち着いたようでした。
今回、たくさんチェックポイントをあげてみましたが、これらが必ずできなければいけないかと言えば、そうでもないと思います。ある程度は成長と共にできるようになること。
ただ本人が学校で困らない程度に、日常で少し気にしてあげるとよいポイントかなと。それよりも大切なのは、子どもが困っていたり弱っているとき、それに気付けること。またそんなときに「大丈夫だよ」と大きく包み込んで、安心させてあげられること。
私たち親も入学準備に焦りすぎず、わが子それぞれの様子をゆったりと見ていける余裕を持っていたいですね。春からの新生活、親子でよいスタートがきれますように。
<文:フリーランス記者林未香>