わが子の命を救いたい!救命処置講座を受けてわかったこと
ニュースを見ていると、子どもが被害に巻き込まれる痛ましい事件や事故が後を絶ちません。子どもが生まれてからは、こういったニュースにいっそう胸が痛みます。世の中のママやパパも、同じように感じているのではないでしょうか。
たまたまそこにいたから、運が悪かったからではすまされない事故や事件。もし、子どもがそんな事故や事件に遭遇したらどうすればいいのだろうと真剣に考えてみたものの、不条理な事故や事件を避けて生きていくというのは、現実問題として難しいもの。
だったら何かあった時のために、救命処置の知識をつけることが、いま私が子どもの身を守るためにできる一番の方法かも。そう思い、救命処置の講座を受けてみることにしました。
日本赤十字社が開催する救命講習へ
調べてみると、日本赤十字社と消防庁で、誰でも参加ができる、いろいろな手当や救命法の講習を行っていることが分かりました。
そこで、まずは講習の中でも一番時間が短い、日本赤十字社で行われる「幼児安全法」の「幼児ワンポイント講習」に申し込んでみることに。
インターネットか電話で申込みができ、講習時間は2時間、費用は無料でした。
服装は長袖と長ズボン着用で、スカートやホットパンツ、胸元の開いたシャツは不可との指定が。また、持ち物は、筆記用具、それから子どもと一緒の場合はおもちゃや飲み物など。
そう、「幼児安全法」の講習は、子連れで参加することができるのです。
実際に参加してみると、赤ちゃん連れの人がチラホラ。あとは、子育て中のママのほか、保育学校の学生さんが多く参加していました。
肋骨圧迫と人工呼吸は1分でグッタリ…
講習の内容は主に、気道異物の除去方法とAEDを使った心肺蘇生でした。
気道の異物除去は、子どもと大人で方法が異なるほか、ひとつの除去法を試して取り除けない時は、他の除去法を試みるとすんなりと上手くいくことがあるなど、アドバイスを交えて、いくつかの方法を教わりました。
また、AEDを使った心肺蘇生は、意識がない子どもを発見したあとの対応、協力者への指示と119番通報、AEDや救急車が到着するまでの肋骨圧迫と人工呼吸の方法を教わりました。さらに、AEDの正しい使い方も勉強。
その後、実際に心肺蘇生練習用の人形で実技を行いました。
私の住むマンションでは、年に1度AEDの使い方の説明を聞く講習があるので、ある程度理解していたつもりだったのですが、聞くとやるとは大違い!
特に肋骨圧迫と人工呼吸は、1分続けただけで、汗ばんでグッタリするほど。救急車の平均到着時間は約8分とのことですが、実際にやってみると、8分間も続けるのはかなり大変だと実感しました。
もっとしっかり救命について学びたい!
今回、講習で専門的な医学知識がなくてもできる救命処置の基礎を学び、少し安心できるかと思ったのですが、逆に自分の無知に気づかされました。そして、息子が6歳になる今まで、救命処置が必要になるようなことがなかったことに、感謝する気持ちになりました。
さらに、今後子どもに何かあったときに、救急車が到着するまで適切な措置ができるようになったかもと思うと同時に、救命処置についてもっとしっかり学びたいと思いました。
今回学んだことが、万が一必要となった時はしっかりと活かせるように、今後は検定が必要な講習などにも参加していきたいと思っています。
日本赤十字社が開催している講習
東京消防庁が開催している講習
<文・写真:ライター芳賀千歳>
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