子育て情報『がんばりすぎてた!?海外の離乳食事情を知ったら気がラクになった』

2020年3月24日 11:20

がんばりすぎてた!?海外の離乳食事情を知ったら気がラクになった

食材を裏ごししたり、昆布だしをとったり、離乳食づくりはとても大変。市販のベビーフードを使えばラクだと分かっていても、頻繁に使うのはなんだか手抜きしているような罪悪感がありませんか?

目次

・そもそも10倍がゆを作るのが大変!
・アメリカでは手づくりしない?
・がんばりすぎず、細かすぎず


がんばりすぎてた!?海外の離乳食事情を知ったら気がラクになった


私も第1子の娘のときは離乳食を手づくりすることにこだわっていたので、苦労しました。
さらに、おかゆに慣れさせてから野菜を試したり、おかゆの固さを徐々に変えるといったステップアップも守っていたため、思うように進まずにヤキモキしていました。
しかし、第2子の息子を育てている今、前回ほどのこだわりは持っていません。市販のベビーフードを活用し、気楽に離乳食のステップを進めています。
そう考えられるようになったのは、海外の離乳食事情を知ったからでした。

そもそも10倍がゆを作るのが大変!

日本では、まずは10倍がゆから始めて、慣れてきたら野菜の裏ごしを試すのが一般的です。ですが、息子は少しでも米粒の食感が残っていると食べてくれず、離乳食の初歩からつまずきました。

ヨーグルト状になるまで一生懸命すり潰しても拒否され、がっかりしたこともあります。

私の夫はルーマニア人なのですが、彼によるとルーマニアではジャガイモのピュレから離乳食をスタートするそうです。
離乳食のために作るというよりも、野菜スープなど大人の食事から取り出して、フォークで潰して赤ちゃんに与えるということでした。
調べてみたところ、フランスやドイツ、イタリアといったヨーロッパの国も、ニンジンやジャガイモのような野菜や、リンゴなどのフルーツピュレから離乳食を始めていました。開始時期は生後4~6か月なので、日本とほぼ変わりません。

サモリナとママリガ

ルーマニアの離乳食では、ママリガ(トウモロコシ粉)とセモリナ粉(パスタの原料)も定番。お湯で溶かすだけで使えます

そこで、わが家では「離乳食は10倍がゆから」という日本のスタンダードにこだわるのを止めました。
わが子は米よりも野菜のほうが好きだったので、ニンジンのピュレを与えることに。
茹でてフォークで潰すだけなので、10倍がゆを作るよりもずっとラクに感じました。
初めての食材は慎重に与えなければいけませんが、慣れれば大人の野菜スープを作る過程で取り出して、何種類もの野菜ピュレを作ることができるので、時短にもなります。息子は8か月になった今でも米が苦手ですが、他の食材に慣れていく中でいつか食べられるようになってくれればいいと、気楽にかまえています。

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