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あせりは禁物!?入学前にやっておくといいこと3つ

あんふぁん
来年春の小学校入学に向けて、この冬から入学準備を始めるという家庭も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、入学前の息子と一緒に「やっておいてよかった」と実感しているわが家の学習方法をピックアップして紹介します。

数字の学習は遊びを交えて


あせりは禁物!?入学前にやっておくといいこと3つ


わが家では数字の表をよく目につく場所に張っておいて日常的に見て覚えるように。それ以外では、遊びの中で数字を取り入れました。
例えば、トランプで7並べや神経衰弱をやることで、数字を覚えることができます。サイコロ遊びでは、●の数を数えるということを覚えました。
そのほかにも毎日、子どもと一緒にカレンダーを確認することを続けました。これは31までスムーズに数えられるようになるのでおすすめです。

数字を書く練習は、迷路遊びやお絵かきなど、鉛筆を持ってまっすぐな線や曲線が描けるようにすることから始めました。その後、ドリルで書く練習を始めたので、子どもは戸惑うことなく書く練習に取り組んでいました。

ひらがなは「お友達への手紙」で


あせりは禁物!?入学前にやっておくといいこと3つ


数字が書けるようになったら、始めたいのがひらがなの練習。まずは指なぞりから始めていき、慣れてきたら実際に鉛筆で書いていきます。
息子が4歳のころ、あいうえお順にひらがなを覚えようとしたのですが、途中で飽きてしまったりして苦戦。その後、「お友達にお手紙を書く」という目標を決めて、自分の名前とお友達の名前を書く練習から始めたらとてもスムーズに覚えることができました。
保育園で毎日、見ている文字だから覚えるのも早い!そして、書きたいという意思があるので楽しんで文字を書く練習に取り組むことができました。
ひらがなは、全部の文字を書けなくて大丈夫。
自分の名前だけは書けるようにしておくと安心です。

あせりは禁物!?入学前にやっておくといいこと3つ


【ペットボトルキャップの勉強法】
ひらがなや、文字の並びを覚えるときに使ったのがペットボトルのキャップ。はじめに無地のキャップにひらがなを1文字ずつを書きます。文字を書いたキャップを使って言葉遊びをします。
例えば、「この果物の名前はなんでしょう?」と子どもに問題を出して、文字が書かれたキャップを並べてもらいます。自分の名前になるようにキャップを並べたり、いろいろと楽しめます。

イスに座って30分集中して作業をする


あせりは禁物!?入学前にやっておくといいこと3つ


小学生になったら、イスに座って授業を受けることになります。そこで、入学前に練習しておきたいのが一定の時間、机に向かってイスに座るという練習。

わが家では、はじめから長い時間座るのではなく、10分から始めてみました。ドリルなどの勉強だけだと、どうしても集中する時間が長く持たないので、工作やパズルを座って集中して行うという練習をしました。
絵本の読み聞かせをするときも、イスに座っている子どもの正面に立って読むようにして、座る練習を続けていきました。その結果、私が近くにいないと学習机を使わなかった息子は、3か月ほどでひとりできちんと座って作業やドリルをするようになりました。

入学前にやっておいてよかったことと反省点


息子が通っていた保育園では、ひらがな・カタカナ・数字・足し算を教えてくれていたので、入学前の12月頃には、ひらがな・カタカナを読む、簡単な足し算はできるという状態でした。
ある程度のことはできるようになっていたのですが、文字を書くのが苦手で、見本を見ながらなんとか書けるくらい。スラスラとできる子を見ているためか、勉強をすること自体に苦手意識を覚えるようになってしまいました。
そこで、家ではドリルなどに取り組むよりも、遊びを交えて苦手なひらがなの練習をするようにしていました。

遊びながら少しずつ学んだことで、「勉強をする」という構えがなくなり、入学までに苦手意識はなくなっていきました。

入学してから、特に困ったという様子はなかったのですが、やはり文字を書くことには苦戦した息子。
今思うと、文字を書く練習に進む前にもう少し「線や丸を書く」「鉛筆の筆圧の練習」などをしておけばよかったなぁというのが反省点です。
机に向かうことだけではなく、学習も毎日の積み重ねが大切。まわりの子どもができていると、つい親は焦ってしまいますが、入学までにはまだ3か月以上あり、冬休みも春休みもあります。焦らずゆっくり、子どもの性格とペースに合わせて進めていけたらいいですね。

<文・写真:ライターやまさきけいこ>

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