子育て情報『「私の支援は間違いだったかも…」先生がそう言った1冊の本とは』

2016年7月24日 19:00

「私の支援は間違いだったかも…」先生がそう言った1冊の本とは


苦手な「感情のコントロール」のために、イライラしたら読書をする息子

「私の支援は間違いだったかも…」先生がそう言った1冊の本とはの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11021000353

息子は小4のころ、感情のコントロールがとても苦手でした。

ある日、家に1冊の本をランドセルに入れて学校へ持っていくようになりました。「番ネズミのやかちゃん」という本で、小さい時から読んでいたなじみのある本です。

その理由はさっぱりわからずにいたのですが、しばらくして、息子の支援級の連絡帳を見て謎が解けました。

先生からのコメントで、
「凄いですね~。自分の感情をコントロールすることを覚えています。イライラしたり落ち着かなくなった時に、番ネズミのやかちゃんを読むとクールダウンするのだと教えてくれました。素晴らしいことです。」と書いてありました。


本を見ていると落ち着くことを自分で発見したことに感心しました。私は、それなら「気持ちのコントロールが苦手な子どもに合った絵本はないかな?」と探し、1冊の本を見つけました。


自閉症のお父さんが綴るブログで見つけた1冊は、「子ども主体に学ぶ本」

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Upload By なちゃりん

これは、息子と同じ自閉症スペクトラムのお子さんを持つお父さんのブログで発見しました。毎日子どもと向き合うお母さんやお父さんからのリアルな情報は、専門書を読むより、すごいですね!

お子さんの「イライラ」に悪戦苦闘したお父さんが紹介していた、記入式のワークブック。これはきっと息子にも合うだろう、と思った私は早速購入!したものの…実際には全く目を通す暇がないまま放置していました。

そんなある日、ふと思いたって「この本良いらしいから、クールダウンしたいときに読んでみて」と、息子のランドセルに本を突っ込みました。

その日の連絡帳に「今日1日、『だいじょうぶ』の本をお借りしてもよろしいでしょうか」と先生からコメントがありました。

いきなり突っ込んだあの本、息子が読まずに先生に見せたのだろうか?何があったのだろう…?

その翌日、丁寧に封筒に入れて本は返却されました。
「目からうろこでした。私、今まで対応を間違えていたかもしれません。この本は子ども主体に考えられていて、考えされられる内容でした。早速明日から、〇君と一緒にワークに取り組んでみたいと思っています。」

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