子育て情報『「自閉症児向け介助犬」日本にも広めたい、その多彩な役割とは?』

2017年1月12日 11:00

「自閉症児向け介助犬」日本にも広めたい、その多彩な役割とは?


海外の介助犬は働き者!?こんなにあった、たくさんの役割

「自閉症児向け介助犬」日本にも広めたい、その多彩な役割とは?の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10120002258

皆さんは「介助犬」と聞くと、どんな仕事をする犬を思い浮かべますか?
日本だと、目の見えない人や耳の聞こえない人の手助けをする「盲導犬」や「聴導犬」が一般的な介助犬だと思います。

ですが、実は海外ではさらに多様な用途で、介助犬が利用されています。
以下は海外にいる介助犬の種類です。

●盲導犬
●聴導犬
●自閉症児向け介助犬
●歩行介助犬
●心のサポートの介助犬
●発作予知/介助犬
●重度アレルギー者のためのアレルゲン探知犬

この中にある「自閉症児向け介助犬」は、自閉症児の持つ感覚的な困難さを和らげ、パニック/癇癪などのときに、ケアできるように訓練された犬です。

今回は、この自閉症児向け介助犬について、海外の事例をご紹介したいと思います。



自閉症児向け介助犬のお仕事を、海外の事例からご紹介

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11032006246

http://4pawsforability.org/autism-assistance-dog/
「4 Paws for Ability」Autism Assistance Dog(自閉症児向け介助犬)

上記URLの「4 Paws for Ability」は、子ども向け介助犬養成・派遣団体としては、アメリカ最大の組織です。
リンク先には、自閉症児向け介助犬の活用事例が書かれています。

●睡眠障害のある子の睡眠導入
睡眠障害のある子の側で眠り、安心させます。介助犬のおかげで、長い間家族を苦しめた自閉症児の睡眠障害が改善した例があるようです。

●外出時の安全確保
自閉症児がふと親元から離れてしまい、それが取り返しのつかない事故につながることがあります。そんなとき、注意が必要な状況で犬は止まるようしつけられており、犬の動きに従って子どももいったん止まります。これにより、親が子どもの安全をしっかり管理することができます。また、万が一子どもが脱走してしまった場合、犬は追跡するよう訓練を受けています。


●人間同士には見せない深い関わりをもたらす
自閉症児は周囲の人(クラスメイトや家族)

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