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障害との向き合い方が変わる!ガイドヘルパー養成講座に行ってきました

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移動支援だけじゃない!ガイドヘルパーって何?

障害との向き合い方が変わる!ガイドヘルパー養成講座に行ってきました

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10248011244

ガイドヘルパーとは、知的、視覚、全身性の障害によって1人での外出が困難な方が街に出られるよう、外出をお手伝いするお仕事です。

こう聞くと、「定期的に通院をしているわけでもないし、我が家にはあまり関係ないわ」「親がいっしょに外出するから特に必要ないわ」という方も、いらっしゃるかもしれません。

でも、この移動支援は通院などのいわゆる「それらしい理由」のためだけに使うサービスではなく、余暇の充実のためにも使える場合もあるのです。

例えば、

●水族館に一緒に行く

●おいしいラーメン屋さんを教えてもらう

●プール:ただし、プールの中まで一緒に入れるかどうかなど細かい規定は自治体による

●とりあえず気がすむまで電車に乗る

などなど、当事者の外出を支え、社会に出るお手伝いをするのが、ガイドヘルパーなのです。

ちょっと興味がわきませんか?

移動介護従業者(いどうかいごじゅうぎょうしゃ、Guide Helper)は、各地の都道府県知事の行う研修を修了した者。通称、ガイドヘルパー、外出介護員と呼ばれている。

http://goo.gl/78BWb4
障害のある方が積極的に社会活動に参加していくうえで重要であり、外出時には欠かせないサービスです。

http://www.sikatoru.com/guide/guidehel.htm

いくつかの偶然が重なって決めた、ガイドヘルパーの受講

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そもそも、私にガイドヘルパーへの興味や情熱が、最初からあったかと言うと、そうではありませんでした。


きっかけはいくつかありました。子どもの就学に向け、移動支援のサービスを調べていたこと、養成講座のリーフレットを見たこと、友人が週1回の息抜きに、ガイドヘルパーのパートを始めたと聞いたこと。これらの偶然が重なって、移動支援を深く知るため、養成講座行ってみるのもいいかな、と思ったのが受講のきっかけです。ちなみにガイドヘルパーの養成講座はたくさんありますが、私が選んだ講座はこちらです。

http://fuu-rai.com/
特活!風雷社中

東京都大田区にある移動支援事業所「 特定非営利活動法人風雷社中」さんが開講している講座です。

全3日間の講座には座学のほか、実践的な演習なども含まれています。その充実した講座の様子を一部ご紹介したいと思います。

ヘルパーは、家族の間に入ってくれる心強い存在

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この講座で何度も繰り返されるのが、「利用者さんの希望を第1優先に」ということ。
正直これは当事者家族の自分にはグサっときました。

なぜならそれまでの私は、子どもに対し、ついつい自分の都合で療育を考えていましたし、自分の希望通りの反応を求めたり、理想を押し付けたりしがちだったからです。

これはもしかしたら、家族だからこそ仕方ないのかな?と思うのです。

だからこそ、利用者さんのことを客観的、かつ最優先に考えてくれるヘルパーさんが、近くにいるということは、本人にとっても家族にとっても、とても心強いことなのではないでしょうか。

特別なことはしない、ただ「外出を楽しむ」ためにポートする

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この風雷社中さんには「事業者名入りのポロシャツ」などの制服がありません。

それは、利用者さんとヘルパーはパートナーであり、人と人との付き合いなので、制服を着て「支援してます!」と全面に出さないのが目的だそうです。

また、「ガイヘル(ガイドヘルパー)中は手を繋がない」という話にも驚きました。手を繋がないと、どこへ行くかわからなかったり、急な場面で制止しにくいんじゃないのでは?と思い、質問してみました。
返ってきた答えは、

「だって、いい歳の男二人が街中で手を繋いでるのって、なんか変でしょ?」とのことでした。制止できなくて困る、どこへ行くか分からなくて大変、という目線でしかみられなかった、自分が恥ずかしくなりました。

利用者、当事者のことをフラットな目線で、必要なときにだけそっとサポートをする、そんなガイヘルの基本を学んだ気がします。

熱い言葉で実感した安心と感謝

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受講中、いろいろなアドバイスがありましたが、特に胸を打たれ、印象に残っている言葉があります。

「自分たちがサポートして、障害者が街に出る機会を作ろう。社会で生きていることを、周りに知らせていこう」

「体が動くうちは枠の中におさまっていたくなく、もっとできることがあると思い、事業所を立ち上げた」

これは、ある講師の方の言葉ですが、こんなにも熱意を持って、当事者のことを見つめてくれる人たちがいること、当事者のことを大切にしてくれる人がいるということを、知るきっかけにもなったのです。

このことは私にとって、何よりの収穫でした。

ガイドヘルパー、それは障害者をより深く知るきっかけにも

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今回の講座を経て、保護者として、当事者家族として「支援者目線を知る」ということは、とても有益なことだなと実感しました。


ガイドヘルパーの養成講座は数日で修了するので、今すぐに社会福祉士になるのは難しいな、すぐにどこかの事業所で働くのもハードルが高いな…と考えている方にとっては、チャレンジしやすい講座かもしれません。

障害者が街に出ることで、障害者への理解が深まり、街が社会が変わっていくと信じて。ガイドヘルパーから始めてみませんか?

ガイドヘルパーからはじめよう

障害者と出会う、知り合う

一緒に街に出る
いままでなかったコトを始めよう

材料を増やすんだ

彼も、彼女も、あなたも、街も

http://fuu-rai.com/from-guidehelper

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