2016年10月20日 14:00
不登校の子を「見守る」という支援を。先生に忘れてほしくない4つのこと
いじめられていないけれど、学校に行けない子どもたち…この子たちは「頑張っていない」だけ?
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272002500
我が家の3人の子どもたちは、みんなそれぞれに不登校を経験しています。
そのうち2人は、「学校に行きたくない」と口にはしませんでしたが、そのメッセージが体調不良として現れました。学校に行く前、身体が熱っぽくなり、頭痛を訴えます。それでも学校に行かせようとすると玄関先で嘔吐したり…
でも、休む事が決まると熱も下がります。頭痛も治り元気になります。
私も何度も子どもたちに問いかけました。
「学校で嫌な事があったの?先生が嫌?いじめられた?勉強が嫌?」
子どもが不登校になった時期はそれぞれ違いますが、3人ともこの質問に首を横に振りこう言いました。
「嫌な事があった訳じゃない。いじめもない。勉強が嫌な訳じゃない。」
この子たちは怠けているのでしょうか?頑張ってないのでしょうか?サボろうとしているのでしょうか?
自分の気持ちをうまく言葉にできない子どもたちもいる
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いじめられているわけでも、学校で嫌なことがあるわけでもなく学校に行けない子どもたち。
このような子どもたちは、子ども自身も自分の気持ちに気付いていないこともあるようです。
自分の中に何となくある「違和感」を観察して言語化することが、とても苦手な子どももいます。
学校での様子が一見大丈夫そうに見えても、普通に難なく過ごしているように見えていても、実は気を常に張り詰めていて、疲れを溜め込んでいるかもしれません。
この子どもたちの疲労感は凄いものなのです。
親や学校の先生からみると怠けているように見えるかもしれない子どもたちも、実はとても頑張ってるんです。
子どもは必死になって、今の状況と戦っています。
そんな子どもたちと接するとき、学校の先生にお願いしたいこと
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そんな子どもたちの担任になった学校の先生に、お願いしたいことがあります。