2016年11月23日 11:00
学校嫌いな小3息子の「やりたい!」が聞けた!そのきっかけは…
それまでなんとか小学校に通っていた長男。3年生になったとたん、授業が変わり…
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小学校入学直後から「学校いかれへん!」となった長男も、支援級の先生のサポートを受け、2年生からはずいぶん授業に参加できるようになってきました。
しかし、小3の1学期からまた「学校に行きたくない」と主張するようになりました。付き添ってよく観察してみると、
・授業の内容
・授業のスタイル
・支援の体制
こうした進級に伴う3つの変化が絡み合った結果、ストレスが起きている様子でした。
自分の意見を自覚できるようになったのはいいけれど、しんどさは変わらず
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授業内容の変化で1番大きかったのが、じっくり考える問題が増えたことです。
例えば算数では「筆算」がその1つ。パッと答えが出るものは得意なのですが、こつこつ積み上げ、答えを出していくことが苦手だという特性があるのです。
授業のスタイルもそれに伴い班で話し合うグループワークの比重が大きくなりました。社会の「みんなで学校周辺の地図を作ろう」という単元では、それぞれが調べてきたものを持ち寄り、1枚の大きな紙に書きこんでいきます。
「ここはもうちょっと北じゃない?」「違うよ」と、意見が合わないとイライラし「じゃあ、もう知らない!」やめてしまう長男。2年生の時は、あまり周りを見ずに主張していた面もあったのですが、3年生になると「自分がいたら地図作りが進まない」と廊下に出るようになりました。
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自分の意見がはっきり自覚できるようになってきた影響は国語にも現れました。
例えば「朝食を摂ると元気になれる」という説明文では、「朝食を摂っても学校に来たらしんどくなるよ!」ということが気になって、落ち着いて取り組めません。
また、ホームルームのテーマが「運動会に向けて」の時では、みんなが「どうやったら心を1つにしたダンスができるか」と話し合っているときに、そもそも「どうして運動会をするの?ぜんぜん楽しみじゃない」