2016年12月18日 11:00
息子の障害を受け入れられずにいた夫から届いた1通のメール。そこには…
理解が得られないなら、もうお父さんを無視してお母さんだけで前に進むのも1つの手だと思います。」
とおっしゃっていたことを思い出しました。
この言葉は何度も私の脳裏をかすめました。
確かに、それも1つの方法ですし、子どもの成長は待ってくれません。
ですが私はやっぱり夫の理解を得ることにこだわりました。将来まで息子のことを1人で抱え込むことはやはり辛かったですし、自分たちの子どもは2人で育てていきたいと思っていたからです。
夫には色々なタイミングで、さまざまな角度から何度も何度もあきらめずに話をしていきました。
夫が息子の障害を受け入れるきっかけになったのは、義母の言葉だった
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10131023450
実は、夫と息子には似ているところもあります。
すぐ癇癪を起こしたり、忘れ物が多くて言われたこともすぐに忘れたり、片付けができなかったり…
もしかすると自分と似ている息子に「障害」があるのだとしたら、自分にもその可能性があるかもしれないという恐怖が、夫の中にあったのかもしれません。
そのせいか、息子の優秀なところを素直にほめられなかったり、息子と張りあったりする場面もありました。
しかしそんなとき、我が家の場合は幸運にも、義母が私の救世主となってくれました。
義母は、仕事柄子どもと接する機会のある方で、息子と同じように困っている子どもたちを目にすることもあったようです。
夫が息子の発達障害を受け入れないことを伝えたとき、義母は私と同じように憤慨してくれました。そして夫との電話で
「早く気づいて良かったじゃない!父親のあなたが認めてやらないでどうするの!?」
と仰ってくださったのです。
その頃から、夫は少しずつ私の話に聞く耳を持ってくれるようになりました。
ある日、夫から届いた1通のメール。そこには…
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10736006276
先日、夫からこんなメールを受け取りました。
「私も〇〇(息子)が学校に行かない事が最初は不安だったけど、最近はあまり心配してない。
〇〇は私よりも優秀で才能ある。また、私と違いしっかりしている。