2017年2月18日 11:00
ADHD長男が登園拒否になった理由…そこから見えた対処法とは
「今日のお迎えはばぁばだよ!」などの、ちょっとした楽しみを用意する
・月に1~2度幼稚園を休ませ、スペシャルデーを過ごさせる。(休ませる前に、「今日は特別だよ?明日は幼稚園だからね?」と説明してから。)
というものでした。
うまく気分が乗ることもありましたが、登園拒否は止まらず、私も頭を抱えてしまいました。
ADHD長男の頭のなか
私が長男を見ていていつも思うことは、
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常に色々な考えや興味や好奇心がひしめきあってて、かつどんどん壮大に広がっていって、いつもフル回転なんだと思います。
普段家にいるときも、独自で様々なゲームを考え作成し工夫をして楽しく遊び、次々に溢れるアイデアをどんどん発揮したいのが伺えるのです。
そして、もともと持っている凄まじい体力もさらに向上し、いつまででも体を動かしていたい気持ちも感じられました。
6歳というこの時期にとめどなく伸びる創造力や体力。
広がる「たくさんのやりたいこと」。でも、幼稚園では決まったスケジュールがあり、自分のやりたいことができない…。
もちろんそれは社会の一員として必要な過ごし方で、長男自身もわかっていること。
だからこそ「やりたいこと」と「しなきゃいけないこと」の差が広がっていくツラさが、登園拒否というカタチで現れたのではと思ったりしました。
臨床心理士さんに相談してみることに
どんどん悪化する登園拒否反応に悩んだ末、地元の臨床心理士の先生に相談することにしました。
この先生は、長男が3歳のとき落ち着きのなさが心配で最初に相談した先生であり、通っていた発達支援センターでも普段からお世話になっている先生でもありました。
小さいときの長男のことも、私のことも知ってくださっているこの先生とどうしてもお話しがしたくなったのです。
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今までの経緯を一通りお話しすると先生は、
「そうかぁ、お母さんが思っている理由で合っていそうだね。
でも、本人は何が嫌なのかきちんとわかっていないからツラいんだろうね…。
だからと言って、毎日休ませることが最善なわけではないものね。
やっぱりここは、気持ちを受容してあげてね。
“そうだよね、行きたくないよね”って。
長男くんは今までだって特に幼稚園に行きたくなかったけど、
何かキッカケで、急にここにきて行きたくない気持ちを出してきたわけじゃない?
しかもお母さんと離れたくないっていうかわいい理由でさ。