2017年2月18日 11:00
ADHD長男が登園拒否になった理由…そこから見えた対処法とは
だから“行きたくない気持ちを言ってくれてありがとう”って伝えてあげてね。」
とおっしゃいました。
え…っ
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まさか、その部分にありがとうとは…!
あまりの盲点箇所だったので驚きました。でも確かに、行きたくない気持ちを正直に表してくれることは、我慢して溜めてしまうことより何倍もありがたいことです。
そしてそのあとも先生とお話しし、結論としては“気持ちを受容しながら登園を促す”が一番いいということになりました。(あくまで我が家の長男に対しては)
気持ちを受容しただけですべてが解決するわけではないけれど、それでも一番近くにいる私が気持ちを理解してあげているだけでも不安の軽減にはつながるはず。
もしかしたら、ちょっとした何気ないキッカケで気持ちが前向きに変わることがあるかもしれない…。
ごほうびを用意してみた
嫌がりながらも、登園やおゆうぎ会の練習をがんばっていた長男に、ひとつごほうびを用意してみました。
それは、“おゆうぎ会が終わったら遊園地に行こう!”という約束です。
そしてこんなものを作りました。
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毎朝登園前にシールを貼ることにしたのです。
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こんな日を続け(大荒れの日もありましたが…)、どうにか登園とおゆうぎ会をがんばり、2学期を終えることができました。
向き合って感じたこと
大人だって、行きたくない仕事や、やりたくない家事…色々あります。
子どもだって同じこと。
ましてや平均の枠におさまりきれないADHDの子にしたら、毎日を周りのみんなと同じように過ごすだけでもかなりの気力を要しているはずです。
そう思うと、しっかり登園拒否を示してくれたことは、本当にありがたかったなぁと思いました。
そして、冬休みが明け3学期が始まったあと、思いのほか気持ちが安定し「ちぇ、幼稚園かー」くらいの嫌がりレベルで、どうにか卒園まで過ごせました。
もしかしたら、ごほうびのディズニーランドや、間にあった冬休みで充電みたいなものができ、心の欠けていた何かが埋まったのかもしれません。
本当のところはわかりませんが、前向きなキッカケになる何かが長男に降り注いだのは確かです。
今後ももし課題に直面することがあっても、このときのやりとりを思い出し、家族で支えていければいいなぁと思っています。
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