2017年6月6日 11:00
「嫌いじゃないけど、描けないの」お絵描きを拒む娘が、本当に描きたかったことは?
幼稚園に貼り出された絵を見てビックリ!
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11017007084
まだ娘に発達障害があることなど微塵も考えていなかった頃のことです。
幼稚園に入園して間もなく、園児たちの絵が壁一面に貼り出されました。愛らしい子供たちの絵を楽しく眺めながら、わが子の絵はどこかしら?とわくわく探していた私の目に飛び込んできたのは、なにやら乱暴にぐちゃりと描かれた落書きのような作品でした。
まさかと思いつつ名前を確認すると、それはやはりわが子の作品だったのです。
家でもあまりお絵描きをすることはなかったので、幼稚園で経験を重ねれば、そのうち自由に描きたいものが描けるようになるかな?無理に描かせる必要はないかな?と思っていたのですが、半年経っても娘の絵は変わらぬままでした。
そのうち、担任の先生から「描くこと自体を嫌がっているのか、白紙のまま座っている時間が長いです」「家でも少し練習してください」と言われるようになりました。
できれば絵を描くことを嫌いにならないで欲しい。いつか楽しく自分が思い描くものを描けるようになって欲しい。
そんな私の願いから、娘と私のお絵描きへの取り組みが始まったのです。
「嫌いじゃないけど、描けないの」娘の手を止めてしまう理由は一体…?
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038021538
白紙のままだと、どのスペースに描けばいいのかわからなくて描けない子もいるから、四角く枠をつけてあげるといいよ!
お友達からそんな風に聞いて、早速白い紙に外枠をつけて一緒にお絵描きをしてみました。おかげで白紙を前にしたまま固まることはなくなりましたが、少し描くとすぐに「私はもういいから、ママが描いて〜」とクレヨンを放り投げてしまうのです。
「お絵描きが嫌いなの?」と聞いてみると、「嫌いじゃないけど、描けないの」という返事が返ってきます。
この娘の言葉を聞いて私は「嫌いじゃないのになぜ描けないの?」と疑問に思うばかりでした。市販のお絵描きドリルを試す
嫌いではないのなら、と市販の子供向けのお絵かきドリルを何冊か買ってみました。ていねいに描く順番も載せてくれているので取り組みやすいと思ったのですが、結果はすべて撃沈。