子育て情報『3年半も不登校だった僕が、慶應義塾大学に行けた理由〜通信制高校活用のススメ〜』

2017年7月14日 14:00

3年半も不登校だった僕が、慶應義塾大学に行けた理由〜通信制高校活用のススメ〜


中学不登校だった僕が出会った“通信制高校”。そこは、自分の興味を思いっきり追求できる場所だった

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Upload By 吉開拓人

こんにちは、現在大学生で、プログラマーとしても活動している吉開拓人といいます。これまで、ベンチャー企業でのロボットの開発などに携わってきました。

http://gatebox.ai/
開発に携わったロボット「Gatebox」

今でこそ、大学生活にエンジニアの仕事にと充実した毎日を送っている僕ですが、実は中学から約3年半の不登校経験があります。

そんな僕がプログラミングに打ち込み、そして大学進学という目標を持てた理由の一つには、「通信制高校」という選択肢があったことがあると思います。

通っていたのは、長野県にある通信制高校「コードアカデミー」。国語や数学といった通常の高校の授業科目だけでなく、プログラミング教育に力を入れた学校です。2014年に開校されたばかりでまだ歴史は浅く、僕が卒業第一期生です。


コードアカデミーでの日々はとても充実していました。自分の好きなことや楽しいことに3年間ずっとノンストップで取り組むことができただけでなく、面白い生徒にたくさん出会えましたし、その人たちから普通の高校に通う以上の良い刺激をたくさん受けとることができました。

今回は、僕自身の「コードアカデミー」での高校生活をお話し、不登校であったり、学校に行く理由を見出せないでいる中高生の後輩たちに向けて、通信制高校のポジティブな活用方法をお伝えできればと思います。


「勉強する目的が分からない」ー3年半の引きこもりから、プログラミングという道に出会うまで

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=29921000120

通信制高校へ通うようになったキッカケは中学生のころまでさかのぼります。

僕は中学生1年生の時から、家に引きこもるようになりました。

学校に行かなくなった理由は人間関係などではなく、「勉強する目的が分からない」から。

小学校と違い中学にあがってから大きく変わるのは勉強への姿勢。周りは受験モードに切り替わり、勉強に力を入れる人が増えていきます。

友達が塾に行き始めるのをみて「自分も勉強をがんばらなくては」と焦燥感をかんじ勉強に向かってみたものの、目的を定めずに何かをすることが苦手だった僕は、目的のない受験勉強をし続けることに対しもやもやとした疑問を抱き始めます。

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