2017年6月26日 16:30
その「ラン活」ちょっと待って!発達障害のある長男のランドセル事件
我が家も「ラン活」開始!でも少し不安なことも…
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10417001178
「毎年前倒しになっている」と噂のランドセル商戦。気に入ったデザインのものは早めにゲットしなければあっという間に売り切れてしまうのだそうです。
昨年の夏には我が家も例に漏れず、子供のランドセルを選んで購入する、通称「ラン活」をスタート!実はこれでも遅いそうなのです。
正直私の中では「行く学校がまだ決まってないのに、ランドセルを買ってしまっていいのだろうか…?」となかなか踏み出せずにいたのでした。
当時、自閉症スペクトラム・ADHD・知的障害のある長男の、就学相談真っ只中。私の壮大な「ブレ」によって希望進路を「支援級」→「通常級」→「やっぱり支援級」とウロウロしていた頃でもありました。
特別支援支援学級の中にはランドセル必須でない学級もあるようでしたし、もし特別支援学校に進学する場合、長男の学区ではランドセルではなくリュックになります。
張り切ってランドセルを買っても無駄になるのでは…そんなことを思いながらも、「小学1年生の象徴」とも言えるピカピカのランドセルを背負う姿を見たい気持ちで、心をゆさぶられていました。
まんざらでもない表情で試着する長男。そんな顔を見せられたら…!!
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28054000399
ある日、義母と一緒に大型スーパーのランドセル売り場へ行くことになりました。スーパーに着くと、長男、主人、義母の3人からなるランドセル試着チームが結成されます。私はというと、試着を待っていられない次男と一緒にスーパー内をウロウロ。
そんな折に試着チームからは、長男がランドセルを背負う姿の写真が送られてきます。絶対に背負うのを嫌がると思ったのに、まんざらでもない表情の長男。後から聞いた話では、長男の好きな「黄色」のデザインが入ったランドセルだけ気に入り、唯一それだけ試着したそうです。「このランドセルなら背負うから買ってあげようか」
「でも、もしかしたらランドセルの要らない学校に行くかもしれないし…」
「支援学校だとランドセル必要ないけど、支援学校には入学しないでしょ。