子育て情報『メインイベント前にお祭りを早退!自ら決断を下した息子から出た言葉は以外にも!?』

2017年10月7日 12:00

メインイベント前にお祭りを早退!自ら決断を下した息子から出た言葉は以外にも!?


息子にとって「お祭り」はとても楽しめるものではなく…。

メインイベント前にお祭りを早退!自ら決断を下した息子から出た言葉は以外にも!?の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28144083536

発達障害のある小学1年生の息子は、聴覚・味覚・触覚などに過敏性があります。そのために、他の人から見たら理解に苦しむようなところでパニックになってしまったり、異常な疲れを感じて動けなくなってしまったりします。

そんな息子の過敏性を、私自身がまだきちんと理解できていなかった頃、どこかへ出かけるたびに私は息子に対してイライラしてばかりいました。


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Upload By 林真紀

「お祭り」はその最たるもの。

夏祭りは、家族全員とても楽しみにしている行事で、街をあげての準備が始まるたびにワクワクしていました。しかし、そんな気持ちとは裏腹に、出かけるとすぐにパニックを起こす息子。当然、私たち家族にお祭りを楽しむ余地は少しもありません。

「他の家族みたいに、普通にお祭りを楽しみたい」

そんなことを何度願ったことでしょうか。毎回パニックを起こして真っ青になった息子を連れて帰り、はだけた浴衣を脱ぎ捨てて、家族全員家で大きなため息をつく…。それが毎年の恒例行事となってしまっていました。

息子にも他の子どもみたいに、お祭りを楽しめないものか…。
そう思いつめるたびに、やり場のない苛立ちが、私の中を支配していました。

今思えば、過敏性の強い息子にとって太鼓、お神輿、屋台、たくさんの人、それらの全てが耐えがたいものであったのでしょう。

聴覚の過敏により、お祭りの太鼓の音は頭が割れそうなほどつらかったのです。濁流のように押し寄せる音と光と人の刺激に、息子は激しい頭痛と倦怠感で座り込んでしまっていたのでした。


自らの過敏性に気づいた息子。訪れた夏祭りで発した言葉は。

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そんな息子も小学校1年生になり、自分の感覚の特性について自ら気付くことができるようになりました。以前はただただ刺激に翻弄されて泣き叫んでいたけれど、今は「自分のこの感じ方は、自分特有のもの」だと分かってきたといいます。
それにつれ、激しいパニックを起こすこともほとんどなくなりました。

そして今年もお祭りの季節がやってきました。地域のみんなが楽しみにしているお祭り。夏休みの最後の一大行事で、お祭りには小学校のお友達も大勢集まります。

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