2017年10月2日 15:00
大げさだと疑ってごめんね…感覚過敏のある子たちの苦手なもの
長男が本気で嫌う意外なモノ。ちょっと怖がりすぎじゃない?
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長男は公衆トイレのハンドドライヤーが大嫌いです。
ずいぶん大げさだな、と思っていましたが…
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ある日、長男のお友達と遊んでいると、次男がふとしたことで泣いてしまいました。その声を聞いたお友達は、部屋を飛び出し別の部屋に移動して帰って来なくなりました。
それって聴覚過敏だったんだ
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「何か悪いことしてしまったかな…」その行動の意味がわからず、心配していたらその子のママが「ごめんね、聴覚過敏で赤ちゃんの鳴き声がダメなの」と教えてくれました。
そういえば『光とともに…』の光くんと同じだ…とふと思い出し納得できました。
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そのお友達にとっては、次男の声が耐えられないくらい嫌だったから部屋に入れなくなってしまったのでした。
そしてその子は他にも「ハンドドライヤー」などの機械音も苦手と聞き、長男も同じだということに気づきました。
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長男も聴覚が過敏で音の刺激に弱く、他の人が気にならない音でも怖いくらい不快に感じて困っていたのでした。
人によってこんなに違う音の感じ方
別の機会に長男と同じく発達の遅れを抱える子の集まりで「うちの子ハンドドライヤーがダメで…」と一人のママが話すと、なんとそこにいたほとんどの子ども達が苦手ということが分かったのです。
他にも、トイレの水が流れる音、掃除機の音、ドライヤーの音などが苦手で、音が鳴ると別の部屋に移動したり、耳を塞いだりしている子もいました、普段何気なく聞いている音が人によってこんなに感じ方が違うのかと驚きました。
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聞こえ方の違いは目に見えないので分かりづらいですが、こんなことが理由で困っている子もいるのだと知りました。
※このコラムは『光とともに・・・~自閉症児を抱えて~』の場面の中から発達障害の事例を取り上げてご紹介しています。秋田書店『フォアミセス』誌でも掲載しています。よかったらお手にとってご覧くださいね!
http://www.akitashoten.co.jp/formrs
フォアミセス|秋田書店
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