2018年9月5日 07:00
秋だ!進路だ!!文化祭だっ!!!発達障害の子の進路探しに悩んだら「文化祭めぐり」のススメ
家で悩んでいるくらいなら…何はともあれ学校見学!
発達障害のある子どもの進路についてはいろいろと悩みます。公立なのか私立なのか。通信制高校なのか、サポート校なのか。特別支援学校という進路もある…。
進路を選ぶときには、やはり現場を訪れて雰囲気を肌で感じることが一番だと私は思っています。
インターネットや書籍で発達障害の子ども向けの学校を探すこともできます。私はそれに加えて、学校の先生、通級の先生、支援級の先生、放課後等デイの先生、コーディネーターの先生、行政の教育相談担当者など、直接会って話を聞ける方からの情報を元に学校探しをしました。
進路先選びは大変です。
全部下見をしていたら、娘は疲れてしまうので、まずは保護者だけでチェック。
・家からのアクセス
・学校の雰囲気(校舎、先生、生徒)
・学費
・卒業生の進路先
などを確認します。
下見をした学校の中から、子どもに合いそうな学校かな?と感じたら、今度は一緒に
・授業見学(公開授業や学校を開く週間など)
・オープンスクール(夏休みや春休み)
・文化祭
などに行きます。
授業見学やオープンスクールだと子どもが緊張しやすいので最初は文化祭がおすすめです。文化祭では部活の様子なども知ることができるので同じ趣味の仲間を探すこともできます(余暇充実は社会に出てからもとても大切です)。
娘のチェックポイント
普段の掲示物や落書きに、学校の雰囲気があらわれます。娘もけっこう細かくチェック!
Upload By 荒木まち子
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娘の興味がある分野の部活があるのかも大切なポイント。気になる部活のブースはかならず足を運びます。
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在校生の雰囲気も、実際に学校に行くとリアルに感じられます。
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中学校生活のモチベーションアップにも
義務教育の間は「皆と同じように」しなければならないことが多く、辛い思いをする発達障害の子ども達。それは娘も同じでした。
わが家では娘に
「高校はこんなに自由で楽しいんだよ」
「希望の高校に入るために、この教科は勉強しておいた方が良いよね」
など伝え、「高校見学」を中学3年間ドロップアウトせず乗り切るための娘のモチベーションアップに役立てていました。
学生のイキイキした姿に触れられる文化祭
高校や大学の文化祭は「先生にやらされている感」