2017年12月2日 14:00
頑張るヒケツは「ごほうび前払い制」!発達障害のある長男のスムーズな課題のこなし方
「楽しみは取っておく」が苦手な長男。ほかのことが手につかない…
一番楽しいことは「ごほうび」として、活動の最後や、何かを頑張った後などにやりますよね。
でも長男の場合、それが難しいことがあるようで…
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私は先にごほうびを欲しがるなんて「わがまま」だと思い、時には無理やり課題に参加させてから順番通り最後にやらせていました。でも、やりたいことが気になって他のことが何もできなくなってしまうようでした。
長男の中には「課題は全部頑張りたい」「でもごほうびが気になって頑張れない」「どうしたらいいかわからない」というような葛藤があるようす。
その結果、その後もずっと引きずってしまい…
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思い切って「ごほうび先払い制」にするほうが長男には合っているのかも!?
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そんな時、幼稚園の先生はごほうびを少しだけ先にやらせてくれます。
私は正直、甘やかしてしまうのでは…と思いましたが、少しだけでも「ごほうび」をやると長男は気持ちの整理がつく様子。他の活動もいつもより楽しくでき、よい結果になることがあるとわかりました。
そういえば、『光とともに…』でも小学校の友達が光くんに好きなことを先にやってもらっていました。
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長男も光くんも、一番楽しいことを最初にやったほうがスムーズにできることがあるのかもしれません。
「先にごほうび」から少しずつ「頑張ったらごほうび」に変えていこうね
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周囲からみれば先に楽しいことをやりたいなんて、やはり「わがまま」ですし、集団行動でやるには難しいことです。
どうしても気になってしまう場合だけ、家で最初に「ごほうび」をやることもありますが、気になって他のことが手につかない…ということは成長するにつれ段々減りました。
『光とともに…』ではお母さんが頑張ったら「ごほうび」方法で光くんに家事を教えていました。次のステップとして、うちの子もその方法で頑張れるよう、伝えていきたいと考えています。
※このコラムは『光とともに・・・~自閉症児を抱えて~』の場面の中から発達障害の事例を取り上げてご紹介しています。秋田書店『フォアミセス』誌でも掲載しています。