子育て情報『ルールは絶対!教えに忠実すぎる息子だから向き合いたい良い悪いの伝え方』

2018年8月29日 07:30

ルールは絶対!教えに忠実すぎる息子だから向き合いたい良い悪いの伝え方


私が息子に教えてきたこと

ルールは絶対!教えに忠実すぎる息子だから向き合いたい良い悪いの伝え方の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038020112

発達障害の息子のソーシャルスキルの獲得にあたって、好ましい行動と好ましくない行動を分かりやすく伝えることは、とても大切です。さらに、好ましくない行動については、好ましい行動を代わりに提示してあげることが不可欠です。

例えば、「お友達を叩く」というのは「好ましくない行動」のひとつです。私は、なぜそれが好ましくない行動なのかを説明し、「叩きたくなったら、そのお友達から少し距離を取って、クールダウンの時間を設けようね」といったように「代わりの好ましい行動」を教えました。その結果、息子のソーシャルスキルの力は、かなり伸びたように思います。

けれども、息子の場合は「好ましくない行動」とインプットされた行動は絶対にやらない律儀さがあります。「好ましくない行動」については、本人の中で「ダメなものはダメ」となり、融通が利きません。ですから、何でもかんでも「好ましくない行動」としてインプットさせることは、息子にとってむしろマイナスになります。


「好ましい行動」や「好ましくない行動」を教える場合は、さじ加減の見極めが必要。

実はこの感想は、私のある失敗経験が基になっています。それは1年前。息子を近所の公園に連れていったときにさかのぼります。


お母さんの嘘つき!衝撃の言葉

ルールは絶対!教えに忠実すぎる息子だから向き合いたい良い悪いの伝え方の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10132104626

1年前、私はいつものように息子を近隣の公園に連れていきました。そのころ、息子がハマっていたのは砂場での砂遊び。造形や工作が好きな息子は、ちょっと水を加えてベトベトした砂をこねて、お城や恐竜などを時間をかけて作り上げます。こういうときの息子の集中力はなかなかのもの。
そして、出来上がりもなかなかのもの。息子は時間を忘れて砂場での「作品」作りにいそしんでいました。

ところが、ここで思ってもみない事件が起きるのです。1歳ぐらいの女の子でしょうか。まだ歩き方もヨタヨタしています。その子が、突然砂場に突進してきたと思ったら、息子の何時間もかけて作った作品を、スコップで掘り返し、あっという間に壊してしまったのです。その子のお母さんが後ろから走ってきましたが、間に合いませんでした。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.