2018年12月12日 14:00
「気持ち見える化」がキーワード。親子同じ目線で取り組む、わが家の療育
私と娘のコミュニケーション法は?
今回は、私と娘のコミュニケーションの方法についてお話したいと思います。
娘の苦手をサポートする私のやり方は、「教える」というよりは『一緒にやる』という感じです。
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何か娘の苦手な課題が出てきたら、どうすればわかるか考え、一緒に取り組みます。
私が「先生」になるのではなく、娘と同じ位置に立つことで、そのやり方が難しくないか、理解しやすいかを娘と同じ目線で見ることができるからです。どうしたら娘が理解できるか、伝えやすいかを考え、娘のそばでそれを確かめながら、方法を模索しています。
どんなことも、ありのまま伝える
私は、娘に自分の気持ちを正直に話すようにしています。私が自分を抑えて接するのではなく、ありのまま接し、とにかく何でも話します。
自分に余裕がないときでも、そのまま娘に伝えます。
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「察して」「考えて」と言いっぱなしにすることは、私と娘の間では、ほとんどありません。
それは、私が、「親だから」「大人だから」と言って自分が一歩引いたり、自分の思いを隠して娘に接することができなかったからでもあります。
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私自身が、思ったことをそのまま娘に言うスタイルの方がやりやすく、娘に自分の思いを話すことで、私も冷静になれていたのです。このやり方はだんだんと、私と娘のコミュニケーションの方法として定着していきました。
それが一般的に良いか悪いかは、わかりませんが、私にとって背伸びをせず、無理もしなくていい、負担にならない方法でした。
親がなんでも話すことって、娘にとっては負担かも?
しかし娘にとっては…?どうなんだろう?親である私が、我が子に感情をぶつけていいのか?私の負担にはならないけど、娘は負担になっているのではないか?
内心そんな風に思っていたとき、こんなことがありました。
娘に、宿題の「かけ算の音読」をしてもらっていたときのことです…。
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私と娘の関係には、何でも【話すこと】が当たり前。
自分の気持ちを話すこと、相手の気持ちを予測することが苦手な娘。
いつものように、私がまず娘の気持ちを代弁し、何でこんなことをするのか、言うのか…お互いの気持ちや真意を丁寧に説明しました。