2019年10月11日 07:00
ADHD息子、音楽の授業は断固拒否!不器用さやソワソワ感ーー成人した息子が語る、サボりの理由
クラスみんなで同じ目標に向かって頑張っていくときには、歌を歌うことも楽しかったようです。「個人プレーは苦手でも集団だと楽しいんだよね」といいます。
高校生になって、音楽の楽しさに気づいた!きっかけはカラオケ!
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そんな「音楽嫌い、だけどみんなで活動することは好き」だった息子は、高校生になって友達とカラオケに行くようになってから、歌うことは恐くなんかないしオレもまぁまぁ歌えるじゃないか!と、普段から歌の楽しさに触れるようになり、そこから音楽自体も好きになっていきました。
洋楽やパーカッションなどいろいろなジャンルの音楽も聴くようになって、それぞれの良さも分かるようになったといいます。
音楽嫌いだった子どもの頃を振り返ってもらうと...
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あのとき音楽室に机があったら音楽の授業を受けられたかな?と息子に聞いてみたら、「机もあったら良かったけれど、例外で用意してくれるとは思えないな~...それよりも指のことを自分で伝えても、子どもの言うことだからウソ!?と信用してもらえないかもしれない。
お母さんから音楽の先生に伝えてくれていたらよかったかもしれない。うまく演奏できなくても、一生懸命取り組めば〇をもらえるんだったら、キライにならなかったのになって思うよ」
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息子の話から、音楽自体がキライだったというよりも指がうまく動かせないという体の問題や、伝える力がなくて諦めてしまっていた心の問題によるものだったと分かりました。
指がうまく動かない問題は大きくなると改善されました。子どもの頃は指や手の筋肉が虚弱だったりボディイメージが苦手だったりする子もいますから、苦手意識を持つことは仕方がないのだと納得したのでした。今は笛の演奏用の補助器具なども出ているようなので、そういったものもうまく活用できると良いかもしれませんね。
カラオケを通して音楽嫌いを克服した息子。いつか演奏することもオモシロイと体験するときもあるといいな…って思います。
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