子育て情報『やらなければいけないことを身体が拒否!集中できない、気持ちが下がる意外なワケ。ADHD息子の振り返りから感じた環境を整える大切さ』

2020年7月14日 12:00

やらなければいけないことを身体が拒否!集中できない、気持ちが下がる意外なワケ。ADHD息子の振り返りから感じた環境を整える大切さ


中学時代は、音楽も気持ちの切り替えスイッチに

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Upload By かなしろにゃんこ。

息子は中学のときに通っていた塾で、『イヤホンで音楽を聴きながら課題に取り組んでよい』という特例を許してもらっていました。

塾の先生は息子が発達障害であることを理解してくれていて、一人ひとり集中の仕方が違うことを分かってくれていたからだったのですが、息子は「塾の先生のおかげで勉強モードになれる方法を見つけられた」といいます。

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「勉強のときに聴く音楽っていうのを流すと、今から勉強タイムだ!って頭の中のチャンネルを切り替えられるようになったんだよね。

この香りを嗅ぐと懐かしい気持ちになる~のと同じ感覚で、この曲を聴くと勉強モードになる!みたいな感じなんだよね。
それに、“5分の曲と4分の曲を何曲聞いたから、このくらい時間が経過している”っていうのが時計を見なくても分かるから、ストップウォッチみたいに時間をはかるのにも使えたよ」といいます。

中学時代、音楽ガンガン流して塾の課題をする息子に私は「音楽なんか聞いていて、覚えられるのかな?」と疑問だったのですが...

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息子「気分が下がってるときには勉強したくないんだよね。だからスイッチを入れて、気分を上げるしかないわけ!自分に効果的だったのが音楽だっただけのことなんだけどね。

小学生のときは本当に気分が乗らないことをするのが苦痛で、切り替えが大変だった。学校のルールなんかどうでもいいから、自分の気持ちに素直になろうと思って、気分が下がっているときは廊下で寝たりしてたわけだけど...我慢して取り組むと気分が悪くなるから、無理しないでいたって感じなんだよね。我慢して机に座ってきちんと授業に取り組めるようには結局ならなかった。
中学生のときもまだ切り替えが難しかったから、形だけは授業に参加してる風で座っていたけれど、勉強に全く集中できなかった。

社会人になったらイヤでも切り替えしなきゃいけないことがいっぱいあって、今は鍛えられたから平気になったよ」

規則に従って生きる中では、体に無理を強いていることもたくさんありますよね。
やらなきゃいけないけれど体が拒否してしまうし、自分の心のままに過ごすほうがいいに決まってる...子どもの頃のリュウ太がそんなふうに思っていたのも自然なことのように思います。

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