担任は?友達との相性は…クラス替えは試練!?ADHD次男に必要な「合理的配慮」
今年度は友達がグンと増え、穏やかに過ごせた一年でした
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ADHDの次男は、小3までクラスメイトや先生との関わりでハラハラすることばかりだったのですが、今年度の小4は先生やクラスメイトにもとても恵まれており、穏やかな時間を過ごせました。お陰で、クールダウンがとても上手くなり、友達を想いやる姿を見られた1年だと感じています。
少し前のことです。次男に、「小学5年生になるの楽しみ?」と聞くと、「楽しみじゃない」と…。
「どうして?勉強が難しくなるから?」とさらに聞くと、
「違うよ。だって今の先生じゃなくなるし、友達とも別々になるから。次の担任の先生と合うかわからないから。自分は怒られたら逃げたくなってしまう。
だから優しい先生が良い」という次男。
自分を客観的に見られる様になってきたなぁと感心しました。
発達障害のある子どもたちに必要な「合理的配慮」わが家の次男の場合
次男が通う小学校は、1学年の人数が120名程度。年度の人数によって3クラスか4クラスに分けられます。1クラス30~40人程度の生徒を先生1人で受け持っており、おそらく学校側の配慮があり、毎年慎重に編成が行われているのだろうなと感じます。
【気づき その1】次男と似ているタイプのお友達とは同じクラスにしない方が良さそう
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次男は白黒思考で、自分の意に反したことを指摘されることを嫌います。
自分なりの正義感をもっており、「これは良くないぞ」と思ったときに、人に指摘してしまいます。
一度、似た特性をもったお友達とクラスメイトになった年があり、お互いの意見がぶつかり合ってしまいケンカが絶えませんでした。
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ケンカが多いなら離れることも方法の一つなのだろうと思いますが、意見がぶつかり合うとき以外は気が合うので、いつも一緒にいます。ケンカする程仲が良いとはいいますが、親としては「いつ何が起こるのか分からない」と、ハラハラ続きでした。相手のお母さまとなかなか会えるタイミングがなかったのですが、初めてお話できた日は、お互い謝り続けていました…。
【気づき その2】仲が良いお友達も場合によってはクラスが別の方が良い
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もともと仲の良い友達と同じクラスだと、話したいことがあったときに、友達のところへフラフラ~と向かってしまいます。
また、次男を好いてくれている友達(定型発達のお子さんです)もいたりして、次男の後にいつもついてくる、なんてこともありました。
そのときは、保護者会でお母さまに会った際、挨拶させていただき、お互いの家庭で子どもへの指導を合せる様にしました。
【気づき その3】優しい女性か、若い男性の先生が合っている
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次男は人の感情を敏感に察知するところがあり、怒られていると感じた際に、自分を守るために怒りで対抗していました。
特に大人から言われると、威圧感を感じるようで、怒りが倍増します。
小1、小2のころは、強めに注意される経験があったのですが、クールダウンのために頻繁に校庭や廊下でうろうろしたり、悪態をついたり物にあたる行為が目立ちました。
友達に近い関係を築ける男性の先生か、物言いが穏やかな女性の先生だとそのような結果にはなりませんでした。
きっと次男とは反対で、優しくされるよりも怒られる方が成長するお子さんもいるのだろうと思うので、相性は人それぞれで、難しいなと感じます。
ここまでざっと振り返ってみましたが、改めて自分の息子の気難しさを感じました…。
毎年配慮してクラス替えをしていただいていると感じ、本当に学校の先生方に感謝しかありません。
何かあったときに逐一学校に報告、相談する大切さ
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私は、次男に関して何かあったときは、逐一学校に報告・相談をするよう心がけています。
トラブルの背景なども詳しく伝え、相談をしているからか、先生から「お子さんたちそれぞれが落ち着いて学校生活を送るためにも、クラスメートへの影響を考えても、〇〇君や●●君と違うクラスにしたほうがよさそうですね」とおっしゃっていただくことがあり、私の考えと同意見であることが多くあります。もちろん「みんな違ってみんないい」ですし、子どもに対して大人の都合を押し付けているのではないか、と心苦しくなることもあります。
でもトラブルを避け、落ち着いて学校生活を送れるようにするための環境整備は、子どもの育ち、学びのためにも大切な合理的な配慮ではないかと感じています。
本当に仲の良い友達であれば、クラスが違っていても放課後一緒に遊ぶでしょうし、放課後であればわが家に呼んでやりとりを見守れます。
来年は小学5年生、その次は最終学年の小学6年生…と、小学校生活も残り少なくなってきました。
来年度もハラハラ、ドキドキ…だけど次男にとって楽しい学校生活になると良いなと願っています。