子育て情報『ADHDって何?タイプ別に症状を解説【マンガでまなぶ子どものADHD】』

2021年7月31日 14:15

ADHDって何?タイプ別に症状を解説【マンガでまなぶ子どものADHD】


ADHDってなに?

ADHDって何?タイプ別に症状を解説【マンガでまなぶ子どものADHD】の画像

Upload By 発達障害のキホン

ADHDって何?タイプ別に症状を解説【マンガでまなぶ子どものADHD】の画像

Upload By 発達障害のキホン

ADHDって何?タイプ別に症状を解説【マンガでまなぶ子どものADHD】の画像

Upload By 発達障害のキホン

ADHDって何?タイプ別に症状を解説【マンガでまなぶ子どものADHD】の画像

Upload By 発達障害のキホン


ADHDは先天性の発達障害

「人の話をじっと聞けない」「集中力が続かない」「気になることがあると、後先を考えずに行動してしまう」、こうした行動は、多くの子どもに見られるもの。

まだ自分の気持ちを上手にコントロールすることができず、その場にそぐわない行動をとったり、大人から見るとわがままに見える振る舞いをしたりするのも、子ども時代にはよくあることですね。子どもたちはさまざまな経験を積み重ねるなかで、叱られたり、周囲の反応から学んだりしながら、少しずつ社会生活に適応していきます。

ところが、ADHDがある子どもの場合は、毎日のように忘れ物をしたり、パッとほかのことに気を取られてしまったり、じっとしていることに苦痛を覚えたりといったことが続きます。本人が努力してもなかなか改善が難しいため、だんだんと集団生活に困難を感じたり、生きづらさを抱えたりするようになることも少なくありません。

ADHD(注意欠如・多動性障害)とは、不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(考えずに行動してしまう)の3つの症状がみられる先天性の発達障害です。

平成24年に文部科学省が行った調査によると、通常学級に在籍している児童生徒のうち、行動面で著しい困難を示す子は3.6%程度と言われています。これは、ADHDの診断がある子の数ではありませんが、通常学級の中に行動面の問題を持つお子さんが多くいることが伺えます。



ADHDの3つの症状

ADHDの具体的な特徴を見ていきましょう。

1.不注意による症状
・忘れ物が多い
・何かやりかけでもそのままほったらかしにする
・集中しづらい。ただ自分がやりたいことや興味のあることに対しては、集中しすぎて切り替えができない
・片づけや整理整頓が苦手
・注意が長続きせず、気が散りやすい
・話を聞いていないように見える
・忘れっぽく、物をなくしやすい

2.多動性による症状
・落ち着いてじっと座っていられない
・そわそわして体が動いてしまう
・過度なおしゃべり
・公共の場など、静かにするべき場所で静かにできない

3.衝動性による症状
・順番が待てない
・気にさわることがあると、乱暴になってしまうことがある
・会話の流れを気にせず、思いついたらすぐに発言する
・他の人の邪魔をしたり、さえぎって自分がやったりする


ADHDの3つのタイプとそれぞれの特徴

ひとくちにADHDといっても、症状の出方は人によって異なります。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.