子育て情報『小3ADHD次男の衝動性にヒヤリ!「やっちゃダメ」の約束を破って、あわや交通事故…!?』

2021年8月24日 14:15

小3ADHD次男の衝動性にヒヤリ!「やっちゃダメ」の約束を破って、あわや交通事故…!?

キャスターボードはわが家にもあり、パパの所有物で、借りたいときに子どもたちが「貸してほしい」と頼むルールです。

キャスターボードは遊びながら楽しくバランス感覚を養え、安全な場所で使えば子どもの外遊びにもぴったりです。
ですが、次男はまだうまく乗りこなせないこと、わが家の周辺は坂道が多いこと、キャスターボードはパパの所有物であることから、「お父さんが大事にしているものだし、危ないから勝手に使ってはいけないよ」と口酸っぱく伝えていました。

ケガをした日、友達と遊ぶ約束をした次男はパパのキャスターボードをどうしても使いたくなり、内緒で使うことにしたようです。
しかも遊んだ場所は、坂道…。下った先には交通量の比較的多い道路です。
案の定、操縦ができなくなり、歩道の段差で転倒。道路の端まで飛ばされてしまったようでした。


さらには本人にとって追い打ちが…。
ケガをして取り乱してしまった次男は、内緒で借りたキャスターボードを現場に置いたまま自宅に帰ってしまいました。
放置されたキャスターボードは誰かに持ち去られたようです。

私はこの時点で、次男が後悔している様子が見られたし、命あっての物種なので、どうしても叱る気にはなれませんでした。
しかし、お父さんは次男に対して激怒しました。

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当時は「反省しているのだから、そこまで強く叱らなくても…」と次男の精神面を心配しましたが、のちに当事者同士だからこそ叱ったほうがよかったのだろうと理解しました。
いつもは強く叱られると反抗しがちな次男でしたが、このときばかりは落ち込んでいました。
一週間ほどして、キャスターボードは近所で乗り捨てられているところを次男の友達が見つけて知らせてくれました。


本人にとって恐い経験になってしまいましたが、それ以降、人がダメだと言っているものを勝手に使ったり、危険な遊びをすることはかなり減りました。あれから2年経ちましたが、本人も当時の傷痕を見ては、「あれは本当に恐かった。もう同じことは絶対にしない」と、振り返っています。

執筆/スガカズ

(監修:井上先生より)
これをすれば完璧!というような子どもに絶対失敗させない支援はありません。
小さな失敗から学んでいくことは自然なことなのですが、スガカズさんの体験のように、一歩間違えば大事故になると言う学びは避けたいものです。

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