6歳、自閉症、まだ言葉は話せないけれど。絵本の読み聞かせで確かに育まれる、息子の豊かな世界
言葉は出ないまま。しかし新たな才能が開花⁉︎
最近のほぺろうは普通に読み聞かせするのでは飽き足らず、自分なりにアレンジしてくるようになりました。
ひとつは『ミックス読み』。複数の絵本やオモチャを持ってきて、指差したものを読ませてきます。私はほぺろうを「絵本DJ」と呼んでいます。

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もうひとつは『パフォーマンス読み』。語りに合わせて自分で考えたパフォーマンスを披露してくれます。
私はほぺろうを「演出家」と呼んでいます。

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発語だけに焦点を持っていくとほぺろうの成長は分かりにくいですが、絵本によって興味の世界が広がったり想像力が養われたりしているように思えます。そして何よりも楽しそう!!
効果の検証は私には分かりませんが、せっかく大好きなものに出会えたほぺろうのために、『絵本は子どもにとって良い』という大義名分を利用して、ついつい絵本をたくさん買ってしまうわが家です。

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執筆/ぼさ子
(監修:井上先生より)
親として発語のことは、大変気になると思いますが、絵本の読み聞かせによって集中力や何より言葉の理解力が育ってきているように思います。また、自分のアクションにセリフをつけてもらったり、セリフを先行させてアクションしたりという楽しい遊びになっているのは、言葉やコミュニケーションの発達にとっては重要な活動です。いずれは、一人でアクションをしたり、絵本とおもちゃを並べて遊んだりといった余暇としてのレパートリーも広がってくるといいですね。