学習障害・限局性学習症の原因は?読み・書き・計算に困難の理由を理解してサポートしようーーマンガで学ぶLD・SLD
学習障害(LD)/ 限局性学習障害・限局性学習症(SLD(Specific Learning Disorders))の原因は?
Upload By 発達障害のキホン
Upload By 発達障害のキホン
Upload By 発達障害のキホン
Upload By 発達障害のキホン
学習障害の原因は、医学的にはまだはっきりとは解明されていませんが、以下のようなことが研究から分かってきています。
※現在は「限局性学習症」という診断名となっていますが、一般的には最新版DSM-5以前の診断名である「学習障害」と呼ばれることが多くあるため、ここでは学習障害と表記します。
Upload By 発達障害のキホン
中枢神経は脳や脊髄、体のさまざまな部分の働きを指令する部分です。学習障害の症状は、情報を伝達し処理する脳の機能がスムーズに働いていないことで引き起こされると考えられています。
◆見え方に偏りがある「視覚認知」の問題
じっと見つめたり、視線を上手に動かすことが困難で、行を飛ばして読んだり黒板の文字を写すのが苦手な場合があります。見た情報を脳が処理する視覚認知の機能が弱く、文字を認識するのが難しいこともあります。
また見え方に特性があり、文字がぼやける、黒いかたまりになって見える、逆さまに見える、歪んで見えるなど違った見え方になってしまうという人もいます。
学習障害の症状・困難の理由を理解しよう
Upload By 発達障害のキホン
◆音韻認識が苦手
文字と音を結びつけるのが難しいため、音声を聞いて文字を書いたり、文字を見て即座に読み上げるのが難しいことがあります。
◆書く動作が苦手
文字を書くという動作自体が苦手です。脳内で身体に指示を出し手を動かすという伝達機能がうまくいっていないからだという説が有力です。文字を揃えて書く、バランスを考える、筆圧を調整する、文字間の距離感を取るなどが苦手です。そのため、筆算の際に桁がずれることも多くなり、間違えやすくなることもあります。
◆ワーキングメモリーの弱さ
一度にいろいろなことをするのが苦手で、聞きながら書く、読みながら意味を考えるなどが難しいこともあります。記憶するのが苦手な場合、漢字の形や読み方をなかなか覚えられないこともあります。記憶や推論することが苦手だと、数字そのものの概念、規則性、推論が必要な図形の領域を認識するのが難しかったり、文章題を読み、意味を理解することや、グラフや表、図形などからイメージすることが苦手だったり、算数障害につながることもあります。
その子の困難の背景を考え、寄り添ってサポートを
苦手さの理由や原因は一人ひとりのケースで違います。
その子がどこに困難を感じているのか、またその理由はどこにあるのかを観察してみるとよいでしょう。環境を調整したり、やり方を工夫したりすることで対処法が見つかることがあります。
現在は、見分けやすいチョークやユニバーサルフォント、音声読み上げ機能のある電子教科書、タブレットやキーボードなど、学習障害のある子をサポートする道具や機器もあります。その子がうまくいきやすい方法があれば、学校での合理的配慮を求めることもできますので、ぜひ、学習障害について理解を深め、サポートしていきましょう。
イラスト/かなしろにゃんこ。
提供元の記事
関連リンク
-
「リアルを理解してない」高市首相の“ベビーシッターはニーズある”発言に賛否…子育て世帯からは「別に悪くない」の声も
-
辻希美さん、うどん後に発疹「30分後にプツプツ」第五子はアレルギー検査中
-
「こども誰でも通園制度」で高まる保育士確保ニーズに対応 保育施設の口コミ関連データ約170万件を活用した、自治体向け「保育士定着・流入支援パッケージ」を提供開始
-
「あなたの街にもこどもっちパークを!」こどもっちパークが、地域の声をもとに出店候補地を募集する参加型プロジェクトを開始 採用されたご家族はこどもっちパーク10年間無料!
-
「やば!氷がない!」絶望とサヨナラ!子どもの水筒・麦茶・ドリンク……夏の氷不足ストレスがこれ1台で全部解決する製氷機が登場