2021年12月4日 14:15
小2ASD息子が大好きな女の子に突然ハグやタッチを…!? 異性との距離感、関わり方をどう教える?
お友達への好きな気持ちがあふれ出るミミ
Upload By taeko
ASDのあるミミは小学2年生。
小学1年生のころから同じクラスのYちゃんのことが大好き! 好きな気持ちが態度にあふれ出ているので、クラス中が知っているようです。学校から支給されたタブレットで撮影したYちゃんとの写真を家でもときどき私に見せてくれます。Yちゃんのことを話してくれるミミ、とっても嬉しそう。
お友達に突然のハグ⁈
ある日、ミミは「Yちゃんにギューしちゃった」とYちゃんに突然ハグしたことを話してくれました。私は、ギョッとして「え!急に?そのあとYちゃんはどうしたの?」と聞きました。ミミは「逃げちゃった」と…。
ミミは好きな気持ちを素直に表現しているのですが、急にハグされたら相手はびっくりしてしまいます。
ミミに「そっか、きっとYちゃんびっくりしちゃったんだと思うよ。またギューしたくなったら、『Yちゃんのこと大好きだからギューしていい?』って聞いて、Yちゃんが『いいよ』って言ってくれたらにしようか」と伝えました。そのあと、私が見本になるように「ミミ、ギューしていーい?」と聞いてからハグしました。
Upload By taeko
また、別の日は…
ミミが学校から帰ってくると「Yちゃんのことキライ!」とプンプン怒っていました。どうしたのか聞いてみるとYちゃんがクラスの男の子と楽しそうに話をしていたそうです。ミミの心に湧いてきたヤキモチが「キライ」という表現になったのだと思います。ミミはこんなときどう考えたら良いか、自分がどんな気持ちなのか、まだ混乱してるのかもしれないなと思いました。
Upload By taeko
数日後
「キライ!」なんて言っていたけど、やっぱりYちゃんが大好きなミミ。その日、学校から帰ってくると「今日Yちゃんのこといっぱいタッチしちゃった」と話してくれました。“タッチしちゃった”は気になります…。
ミミは特性からか「好き」という気持ちをストレートに表現してしまうのかもしれません。私は、ミミが通っている通級の先生と、放課後等デイサービスの先生に最近のエピソードと「お友達との距離感を学べるような活動を取り入れてもらいたい」と言うことを伝えました。
好きな子がいることは良いことだし、ヤキモチも成長の現れかなと思います。何より、大好きなお友達のことを幸せそうに話すミミに私も癒されています。