子育て情報『7つの問いかけで、自信を失った子どもが「考え方のくせ」から脱せる?自分で自分を応援するリフレーミングのコツ』

2022年4月19日 06:15

7つの問いかけで、自信を失った子どもが「考え方のくせ」から脱せる?自分で自分を応援するリフレーミングのコツ


自信をなくしがちな時期を乗り越えるには……?

こんにちは。『発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換』ほか、著者・楽々かあさんこと、大場美鈴です。
今回のコラムは、思春期の子どもを始めとして、落ち込んでいるときに自分で自分を応援する、リフレーミングの視点をお伝えしたいと思います。

子育ての上では「ほめることが大事」「子どもの自己肯定感を高めましょう」とよく言われますが、だんだんと成長に伴って周りが見えてきたり、大人や社会に対しての批判や疑問を感じる目が育ってくると、親のほめ言葉を素直に受け取れないことも多くなるでしょう。
また思春期は、体の急激な成長に伴ってホルモンバランスが崩れたり、成績や進学・就職、恋愛や複雑な友達関係などで思い悩んだり、自分に否定的になったり、周りと比べて劣等感を感じたり…など、成長の上での課題に直面し、身体的・精神的に不安定になりやすい時期でもあります。

加えて現在は、新型コロナウイルスや刻々と変化する世界情勢などで先行きが不透明な中、客観的に物事を見て視野を広げる経験が減ったり、ネットなどで少数の極端で否定的な言葉や、不安感を強めるネガティブな情報が、簡単に目に入りやすい状況でもあるでしょう(こんな中では、大人ですら、自信や意欲をなくしやすいのではないでしょうか)。

では、この自信を失いがちな多感な時期をなんとかやり過ごし、乗り越えるにはどうしたらいいでしょう。
私は、それまでの子育てで、我が子の少しでもできてるところをほめ、一見できて当たり前のような頑張りを認め、失敗しても挑戦した意欲や努力の過程に注目し、短所や欠点は長所やいいところに変換し、自信につながるように意識して接してきました。


ですから、子どもが大きくなってきた今度は、親がいてもいなくても、誰がほめてもほめなくても、同様に、「子ども自身が自分でリフレーミングし、自分を応援できたらいいのではないか」と考え、我が子が周りと自分を比較し始めたころより、以下のセルフ・チェックシートを自作し、いつも見えるところに貼っていました。

7つの問いかけで、自信を失った子どもが「考え方のくせ」から脱せる?自分で自分を応援するリフレーミングのコツの画像

Upload By 楽々かあさん

実は、この自分への7つの問いかけは、私自身もつい、いろいろと気になってしまうほうなので、いつも頭の中で繰り返し、習慣のようにしていることでもあります。では、うちの子どもたちと同世代のお子さんに向けたメッセージとして、それぞれ詳しくお伝えしますね(大人の方にも、ご参考まで)。

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