子育て情報『ADHD小5次男、夢は体操選手だったのに!6年続けた習い事を突然「辞めたい」と言い出して…』

2022年3月30日 14:15

ADHD小5次男、夢は体操選手だったのに!6年続けた習い事を突然「辞めたい」と言い出して…

そのため、体操は他者(大人)の見守りのもと、安心して体を動かせる貴重な時間だと私は感じていました。

「習い事(体操)を辞めたい」と思うくらい嫌な気もちになったことは理解しますが、6年間見守っていた私としては「これからも、体操で得られることがたくさんあるはずなのに…」「せっかく長く続けているのに、もったいない…」「一時の感情に流されず、よく考えてから決断したほうよいのでは?」と思ったのが正直なところです。


私の希望も伝えましたが、本人の意志はかたく…

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私は今回次男を叱った人の状況や気もちを、次男から得た情報をもとに、説明しました。

もちろん次男の気もちも分かるので、次男の状況や気もちも言語化しました。
「叱った人は『ボクは他の自転車と同じように、まっすぐ停めてほしいんだ』って言ってくれたなら次男は悲しい気もちにならなかったのかも知れないね」
「とはいっても管理する人は必要だから、その人と距離をおいて声をかけられづらい場所に停めるのはどう?」「お母さんが一緒にいるときは安心だと思うよ」「今、気が乗らないなら、しばらく体操を休会してみて、またやる気が出てきたらもう一度通うのでもいいと思うよ」

私は体操教室に通い続けて欲しい気もちが大きかったので、いくつか解決策を提案しました。

でも、本人の「辞めたい」という意志は変わりませんでした。


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次男は不安定な感情ではあるものの、自分の考えをはっきりと言葉にしました。

・叱られるのが本当に苦手だということ
・自分が習い事をイヤがったり遅刻したりするときに、私(母)が複雑な気もちになっているのを知っていること
・せっかく毎月お金を払っているのにお互い複雑な気もちになるのは意味がないし、自分もそんな経験をしたくないこと

普段は自分の感情について、あまり深く考えたり、人に説明する機会が少ない次男ですが、この日の言葉は、話に筋が通っており、私の心にズシンと響きました。

「確かにそうだなあ…私は次男のやる気の芽を育てたいと思ってたし、次男のためを思って6年間支えてきたけど、ふとした瞬間に、次男に余計な負担をかけていたんだな…」と納得しました。
次男には「そっか、お母さんのことも考えてくれたんだね。ありがとう。分かったよ」と返事をしました。


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