子育て情報『リボン結び、書字、着替えが苦手…軽度知的障害と発達障害のある娘の不器用さ。練習する?工夫する?母として優先したいのは』

2022年4月16日 14:15

リボン結び、書字、着替えが苦手…軽度知的障害と発達障害のある娘の不器用さ。練習する?工夫する?母として優先したいのは


手先が不器用なゆい

わが家の長女ゆいはで小5で発達検査を受け、その結果、軽度知的障害・ASD・場面緘黙の診断がおりています。

ゆいはちょっと不器用なところがあります。しっかりテキパキしているタイプでもありません。そんなゆいを私は「のんびり屋さんだな」としか感じていませんでした。

でも発達検査を受けたクリニックでヒアリングのときに「手先は不器用ではないですか?」と聞かれたので、発達ゆっくりの子にはままあることなのかもしれません。


リボン結びができない

リボン結び、書字、着替えが苦手…軽度知的障害と発達障害のある娘の不器用さ。練習する?工夫する?母として優先したいのはの画像

Upload By 吉田いらこ

リボン結びって難易度高いですよね。

だけど日常や学校などいろいろな場面で洋服やエプロン、スニーカーなどリボン結びをする機会はけっこうあるものです。
ゆいに教えてもなかなかうまくできず、いつも「母ちゃんやって~」と泣きついてくるので、ブラウスのリボンなどは私が結んでいます。

一人で脱ぎ履きするスニーカーは、スリッポン型のような靴紐のないタイプを選んでいます。これは着替えに時間がかかるゆいにとって時短になるので選んでよかったかも。

リボン結びについてはゆいが大人になったころに、もしできるようになっていたら嬉しいかな~くらいの気持ちで、今は考えるようにしています。


字がうまく書けない

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ゆいは字を書くことが苦手です。かろうじて読める程度のたどたどしさです。

幼児のころはそんな字を微笑ましく見ていましたが、小学校二年生になってもなかなかうまくならない姿を見かねてゆいを硬筆の習い事に連れて行ったことがあります。


正直に言うと、私が「子どもの字が汚い=躾のできていない親」と思われるのが嫌で、エゴで通わせたものでした。
文字の練習はひたすらお手本をなぞり真似ることの繰り返しなのですが、ゆいにとっては苦痛の時間だったようです。みるみる元気がなくなっていきお稽古中も上の空で、習う意味がないと思い途中で辞めました。無理にやらせている限りは身につかないな、いつか自身で必要と思うときが来たらまた習えばよいとそのときは考えました。小学五年生の現在、字は相変わらずミミズのはうような文字です。あのとき無理にでも続けさせていたら少しは変わっていたのか、それともいくら頑張ってもストレスがかかるばかりで何も変わらなかったのか。

まだあのころの私の気持ちに折り合いはついていません。

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