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読み書きや計算が苦手…もしかして学習障害(限局性学習症)?LD(SLD)の特徴や原因、体験談まで参考になる10のコラムをPICKUP!

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子どもの学習の悩み、もしかしたら学習障害かも?


字が読めない、書けない、計算ができない…子どもの学習の悩み、もしかしたら学習障害かも?
3つのタイプがある学習障害。症状や困りごとは人それぞれです。一体どのような特徴があるのでしょうか。今回はそんな学習障害についてのコラムをまとめました。

文部科学省の定義によると、学習障害とは、全般的な知的発達に遅れがないものの、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算・推論する」能力のうちいずれかまたは複数のものの習得・使用に著しい困難を示す発達障害のことと言われています。英語ではLearning Disabilityと呼ばれ、LDと略されることも多いです。

医学的な診断基準とされるDSMでは「学習障害(LD)」とされていましたが、最新版のDSM-5では、診断名が変更され、現在は「限局性学習障害/限局性学習症(SLD(Specific Learning Disorders))」になっています。
限局性学習障害の定義では障害内容は「読み」「書き」「計算」に限定されます。


学習障害は大きく分けて
・読字障害(ディスレクシア)
・書字表出障害(ディスグラフィア)
・算数障害(ディスカリキュリア)
の3つに分けられます。
しかし、一人ひとりその症状はさまざまです。その子に合った学習の方法を見つけていくことが重要です。

※現在は「限局性学習症」という診断名となっていますが、一般的には最新版DSM-5以前の診断名である「学習障害」と呼ばれることが多くあるため、ここでは学習障害と表記します。

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/attach/1396626.htm
参考:学習障害(LD)、注意欠陥/多動性障害(ADHD)及び高機能自閉症について|文部科学省

「LITALICO発達ナビ2021ユーザーサーベイ」にて行った「お子さまに対して、特にしてあげたいと思っていることについて教えてください」のアンケート項目の結果を見ると、多くの方が子どもに合った学校の選定をしてあげたいと答えており、子どもの学力だけでなく、学びについての環境も大事にされていることがわかります。
併せて学習障害のある子どもに対して活用できることの多いICT教育(PC、タブレット、スマートフォンなどの積極的な活用)にも興味のある方が多いことも伺えます。学習障害についての基礎知識を知り、子どもの特性を理解し、適切な支援につなげることで子どもの学びやすい環境を整えていくことは可能です。さまざまな体験談と解決策を描いたコミックエッセイからも、学習障害の悩みの解決のヒントを見つけられるかもしれません。


読み書きや計算が苦手…もしかして学習障害(限局性学習症)?LD(SLD)の特徴や原因、体験談まで参考になる10のコラムをPICKUP!

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学習障害について学べる情報コラム


学習障害(LD)がある子どもはどのような状態で、何に困っているのかご存知ですか?イラスト図解などで分かりやすく解説します!

学習障害にはさまざまなタイプがあります。また人によって症状の現れ方も違うので、診断が難しい障害でもあります。このコラムでは、学習障害の3つの種類とそれぞれの症状、そして、具体的な特徴や受けられる支援を説明します。

大人になってから学習障害と診断される人は近年増えています。学習障害の大人が仕事で直面する困りごとや、それらに対する対処法などをまとめました。

子どもが学習障害の場合、どのように接するべきでしょうか?子育ての困難への対処法、個性を伸ばすための最良の手段やその子が感じている困難さを乗り越えれるサポートなどを解説。

マンガで学ぶ学習障害


マンガで分かりやすく学習障害を解説!学習障害チェックシートや困難の理由、相談先や治療法、具体的な接し方の手立てなどを専門家が解説します。

学習障害についてのコミックエッセイ


ADHDとLD(学習障害)があり、本人自身勉強をあまりしたくない様子の次男くん。
親のスガカズさんとしては毎日の宿題を習慣づけたいところですが…そんなときに救世主が現れて…!?

学習障害がある息子2号くん。中学3年生となり、高校進学を考える時期になりました。しかし特性から読み・書き・計算のとらえ方に偏りがあり、学校の授業や受験勉強も悪戦苦闘。果たして無事に高校生になれるのでしょうか!?

まとめ


苦手さの理由や原因は一人ひとりのケースで違います。その子がどこに困難を感じているのか、またその理由はどこにあるのかを観察してみるとよいでしょう。環境を調整したり、やり方を工夫したりすることで対処法が見つかることがあります。その子の困難の背景を考え、寄り添ってサポートをすることが大切です。

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