「何言ってるか分からない」5歳息子の言葉を伸ばすには、親はどうやって関わればいい?【専門家のアドバイスも】
発語が遅かった発達グレー息子。まだまだお喋りがまだ幼くて…
しのくんは、発達障害グレーゾーンの男の子。
発語が遅かったしのくんですが、もうすぐ5歳で、おしゃべりをたくさんするようになりました。しかし、まだまだ同じ年ごろの子どもと比べるとおしゃべりが幼いしのくんです。
言葉の発達が実際の年齢の水準よりゆっくりなせいか、4歳になるまでは、「この子、何言ってるか分かんない」と、公園で一緒に遊んでくれるお兄ちゃんたちによく言われていました。
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しのくんが、このお兄ちゃんたちの言葉で傷ついたかどうかは分かりませんが…少なくとも私は傷つきました(笑)でも、しのくんが何を言っているのか分からないのは事実なので、早くおしゃべりが上手になればいいなぁと思っていました。
当時しのくんは、相手の発言や質問の理解が難しかったのと、意味が分かったとしても、答えるための言葉が見つからなかったため、簡単な質問にも答えることができませんでした。
なので、家では、簡単な質問に答えられるように「お名前は?」とか、「しのくん何歳?」など練習しました。
何度も同じ言葉を繰り返してしまう
もうすぐ5歳になるしのくんは、ようやく簡単な質問にも答えられるようになったし、何を言っているのかも相手に伝わるようになってきました。
ところが…
やっぱり、同じ年ごろの子どもと比べるとまだまだおしゃべりが幼くて…しのくんは、言いたい言葉が見つからないときは、同じ言葉を何度も言ってしまいます。
例えば、「しのくんは、うさぎさんが大好き」と言いたかったとします。ですが、「うさぎ」という言葉が出てこないときには、「しのくんなぁ、しのくんなぁ、あの、あの、あの…」と同じ言葉が続いてしまうのです。
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思い出せたらいいのですが、思い出せないときは、ジェスチャーや、「耳がこんな長くて、ぴょんぴょん飛ぶやつ」など、なんとか伝えようとしてくれます。
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これが、家だったら最後までしのくんのペースで話を聞いてあげられるのですが…家族以外の人と話しているときだと、つい私がしのくんの言葉をさえぎって、先に答えを言ってしまいます。
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私の中でさまざまな感情が渦巻いているのが原因だと思われます(何言ってるか分からないと言われたくないし、相手の時間を気にしてしまったり…)。