子育て情報『小1自閉症息子、給食で「白米しか食べられない」体重も増えず心配…。母と先生の提案で驚きの変化が…!』

2023年5月23日 14:15

小1自閉症息子、給食で「白米しか食べられない」体重も増えず心配…。母と先生の提案で驚きの変化が…!

と思えるものに丸、どうしても分からないものには三角をつけるようにしてみました。


見通しが立ったことによってできた変化

献立表に赤い丸をつけるようになってから、ほんの数品ですが、少しずつ給食で食べられるものが増えていきました。たまに、丸をつけていない品や、三角をつけた品を、頑張って食べるということもでてきたそうです。スープなど、以前は家では飲めなかったものも飲めるようになりました。そしてさらに!給食で食べたおいしい品を「家でも食べたい」と言うこともでてきたのです。

小1自閉症息子、給食で「白米しか食べられない」体重も増えず心配…。母と先生の提案で驚きの変化が…!の画像

Upload By ゆきみ

先生とお話ししたときに「この前、ししゃもフライをモリモリ食べていましたよ」と情報をいただいたので試しに家で出してみると…、何やら給食と違ったようで食べてくれなかった…などの失敗もありますが…。

食べられるものが増えた、だけではなく違う変化も出てきました。
丸をつけた献立を確認することによって「何が出てくるのか」が分かり、見通しが立つようになったからなのか、パーテーションをせず、特別支援学級のみんなと同じ空間で食べられるようになったのです。

給食の時間が「ほかの人が食べているものを見るのが怖い」という不安に囲まれた時間から、「ほかの人が食べていても安心」という時間に変化したように感じ、嬉しくなりました。

小1自閉症息子、給食で「白米しか食べられない」体重も増えず心配…。母と先生の提案で驚きの変化が…!の画像

Upload By ゆきみ


焦らず少しずつ願いをかけてつける赤い丸

給食で食べられるものが少なく、お弁当を持たせていただこうかなと思っていたときに始まった献立表への赤い丸つけ。その紙を壁に貼り確認するだけですが、それがけんとの不安を軽減したのかなと思っています。

小学2年生になり、給食2年目が始まりました。まだまだ食べられないものが多いですし、今年度も何か食べられるものが増えるかは分かりませんが、少しでも安心して、おいしく楽しい給食の時間になったらいいなと願っています。母のつける丸が、心の安心に繋がりますように…。


執筆/ゆきみ

(監修:井上先生より)
給食が食べられず体重が増えないのは親として心配だったと思います。
偏食の原因は、味や食感などの直接的な要因だけではなく、ゆきみさんが書いておられるような食事場面の環境や、どんな食べ物がだされるか分からない、食べられるかどうか分からないという不安もあると思います。

お母さまが丸をつけることで安心を得ることができ、予測ができるようになることやそれについて先生と話ができるようになったことで不安も少しずつ減少してきたのではないでしょうか。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.