子育て情報『友達と話せない場面緘黙の娘、特別支援学級へ転籍?先生と相談の結果、小4から通級指導教室の「ことばの教室」へ』

2023年6月27日 14:15

友達と話せない場面緘黙の娘、特別支援学級へ転籍?先生と相談の結果、小4から通級指導教室の「ことばの教室」へ

友達と話せない場面緘黙の娘、特別支援学級へ転籍?先生と相談の結果、小4から通級指導教室の「ことばの教室」への画像

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先生に聞いたところ、なんと次女の通う学校でも1、2年前から通級指導教室として「ことばの教室」が始まっているとのことでした!
場面緘黙の子どもも「ことばの教室」に通う対象になることを先生にお伝えしたところ、「ことばの教室」は個別での指導のため、次女にはそちらの方が向いているかもしれないとのお話。
私自身もそう思ったので、「ことばの教室」の利用を申し込む流れとなりました。


なかなか学校での支援に繋がらなかった

次女のように静かに困っている子どもに対しては、支援の手がなかなか伸びにくい現状があると思います。
そんな中、折に触れて見えにくい次女の困り感を先生に相談していたこと、先生がクラス内での次女の様子をよく見て理解してくれていたことで、「ことばの教室」への申し込みに至ったのかなと思いました。


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執筆/まりまり

(監修:初川先生より)
場面緘黙のお子さんの困っている状況や気持ちはなかなか見えづらいですね。多くの場合、本人たちも話せるものなら話したいと思っているけれど、どうしても声(言葉)が出ない、話そうとすると硬直してしまう等の状況に見舞われる場合があります。また、気合いでなんとかなるものと思われ、鼓舞されたり、逆に、一人が好きな子どもと思われてそっとされすぎてしまったり、いろいろと本人らの思いとは違う方向にいくこともあります。

まりまりさんの次女さんはことばの教室に通級することになったのですね。ことばの教室に通うお子さんは主には言語障害をお持ちの方となるため、地域によっては場面緘黙だけの理由で入ることは難しいかもしれません。特別支援学級も当初検討されたとのことですが、おそらく知的障害の特別支援学級のことであったのかなと推測します。その場合、知的な遅れがあることが前提となるため、次女さんには合わない(担任の先生の見取りで今の教室でできることがたくさんあると)と判断されたのでしょうか。

特別支援学級にはもう1つ種類があり、「自閉症・情緒障害」の特別支援学級ですと場面緘黙はあてはまります(この場合、情緒障害というのは、主に場面緘黙のことを指します)。
ただ、通級にしても、特別支援学級に移るにしても、お子さんの希望も大切です。場面緘黙のお子さんだと、教室では話さないけれど、一緒に遊ぶのはできるし、そこが学校生活の支えになっているお子さんもいます。

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