祖父の「泣くならもう来るな!」に障害のある息子はパニック!祖母は傍観…つらかった帰省トラブル【読者体験談】
ですので、大きな声で何度も言うとパニックになってしまうかもしれないと考え、数回繰り返したのち、電話を切りました。
私は、義父母が横で電話を聞いている様子だったので、フォローしてくれるだろうと思って電話を切りました。しかし、しばらくして帰宅した私たちが見たのは、大声で泣きわめき大パニックを起こした長男の姿だったのです。
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義父母は、息子が電話の内容を理解できず不安になっていたところに、「お昼ごはんを買ってくるって」と伝えただけだったそうです。これに対し長男は、『●●のお店って言っていたけど…』『いろいろ聞き取れなくて分からないところがある…』とパニックになって泣いてしまったようなのです。
長男がここまで泣いているのを見るのは赤ちゃん時代以来であろう義父母。あまりにもうるさくてびっくりしたとは思いますが、ここで火に油を注いでしまいました。
義父「男の子なのに泣くな!」「泣くならもう来るな!」
義母は義父を止めるわけでもなく、義父の言葉でさらにパニックになった長男に対してもなにもフォローしなかったそうです…。
長男からすると、義父には怒られ、義母は見ているだけで助けてくれなかったという構図となり、余計に困り果て、大声で泣き続けてしまったのです。
私は、子どもたちも連れて墓参りに行くべきだったと猛省しました。
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「行ってはいけないから」と帰省できなくなった長男。義父からは謝罪の手紙が届き…
その後、長男はもう帰省はしないと言い出しました。
「ママは、自宅や車の中では泣いてもいいって言ってくれた。でもジジはダメって言ったから、僕は行かない」
「泣いちゃうから、行ってはいけないから」
そう言う長男がかわいそうで、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
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それからは、夫と下の子だけが帰省し、行っても1時間~3時間程度しか滞在せずにすぐ帰ってくるようになりました。そしてある日、義父から長男宛てに手紙が届きました。それは謝罪の手紙でした。
『ゴメンネ。また遊びに来てね』
これを読んでからさらに数ヶ月後、やっと長男も帰省できるようになりました。
この帰省トラブルは防げるものだったと、私自身反省しています。今は、帰省中に子どもたちを置いて出掛けないよう徹底しています。