子育て情報『発達凸凹次男、大学で初の合理的配慮を申請。順調に迎えた夏休み、今度は自動車教習所で家族を巻き込んでの大波乱!?』

2023年8月1日 06:15

発達凸凹次男、大学で初の合理的配慮を申請。順調に迎えた夏休み、今度は自動車教習所で家族を巻き込んでの大波乱!?


受験時に大学での合理的配慮を申請

発達凸凹次男、大学で初の合理的配慮を申請。順調に迎えた夏休み、今度は自動車教習所で家族を巻き込んでの大波乱!?の画像

Upload By ラクマ/ワッシーナ/ニャーイ

わが家は母である私・ワッシーナを筆頭に、家族全員が個性いろいろな発達凸凹タイプです。それぞれの特性をキャラクター化しており、動物の顔をしています。
次男ウッシーヤは専門学校を卒業し、高卒認定試験をパスしました。次は大学入試です。念願の保育士資格の取得を目指して受験することになりました。

ウッシーヤがお世話になったインターナショナルスクールの学園長から推薦状と合理的配慮を申請する手紙を受けとり、長年お世話になっている療育施設へ夫ラクマといっしょに相談に行きました。わが家では、いまも定期的にこちらの施設へ相談しています。


療育施設の支援員さんから、県が発行している「サポートブック」の活用をすすめられ、学校で合理的配慮を受ける際の具体的な記入方法を教わりました。私は「サポートブック」の存在を知っていましたが、改めてその存在を確認して記入方法を教わるのに、ベストなタイミングでした。

受験の申請のときには、「サポートブック」に加えて要望書を提出しました。要望書には、家庭内での工夫を学内でも希望すること、別室での定期テストの受験を認めてほしいこと、耳せんを活用したいことなどを書きました。

その後、ウッシーヤは大学合格を果たしたので、夫と本人と3人で入学式に参加しました。式のあとで、ウッシーヤのクラスを担当する教授から声をかけていただき、大学での合理的配慮のサポート体制の説明を受けることになりました。


大学の教職員のチームで支援を受ける

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会議室に入ると学生課の職員や教科担任の先生が待っており、全部で6人くらいいました。
それぞれから紹介を受け、各部門の担当者でチームをつくって支援体制を整えるという説明を受け、とても感激しました。
このような合理的配慮は、開学以来初めての試みだとも言われ、息子の後輩のためにもよい実績にならなくてはと、身のひきしまる思いをしました。

講義が始まると、担当の先生から事前にメールで授業のレジュメが届き、自宅で予習ができました。また別室での試験や耳せんなどの工夫もすべて認められました。また、学内で必要な支援について、ウッシーヤ本人が説明する機会をいただき、先生方に理解してもらえたことで、事前にしっかり練習して講義や実習に取り組むことができました。

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