2023年8月30日 06:15
場面緘黙娘、初対面の通級指導教室の先生に自分のことを話せる?入学から4年でたどりついた「学校での支援」への思い
場面緘黙次女と通級指導教室(ことばの教室)の先生との最初の面談での心配事
まず、通級指導教室(ことばの教室)を利用するにあたって、次女と通級の先生と個別の面談をすることになりました。
場面緘黙の次女は、クラスメイトとは話せませんが、担任の先生とは必要最低限の会話をすることができ、なんとか自分の意思が伝えられます。
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ただ、知らない先生だと、初めての面談でコミュニケーションをとるのはかなり難しいのではないか……と思い、心配していることを先生に話してみました。
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先生からの提案
すると、先生のほうから「次女さん、タイピングはできますか?」との質問がありました。
次女はタイピングが得意で、少し自信を持っているので「もしかしたらパソコンを使ったほうが、やり取りがうまくいくかも……」と伝えたところ、必要であれば面談時にパソコンを使っていただけることになりました(そして実際使ってコミュニケーションがとれました!)。
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さらに先生から
「面談で初対面だと緊張しちゃうと思うので、事前に一度顔を合わせておいたほうが良いでしょうか?」とのご提案があり、とにかく目立つのを恐れている次女のために、みんなに注目されにくい時間ということで、給食の準備の時間に、こっそり声をかけていただくことになりました。
こんなに考えてもらえるとは思っていなかった
こうして、先生と細かいことまでいろいろお話できたのは、
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と、言っていただけたことが大きかったと思います。
正直、ここまで次女や保護者の気持ちを考えて対応してもらえるとは思っていなくて驚きました。
もっと早く学校での支援ができていれば…
と、同時に、「もっと早く学校内での支援ができていれば……」という気持ちにならざるを得ませんでした。学校での緘黙症状が一番強い次女。
1年生で場面緘黙疑い、2年生で場面緘黙の診断を受けて、4年生の終わり頃になってやっと学校で……という気持ちでした。
次女自身への支援はもちろんありがたく、さらに、私自身にとっては「学校に理解・協力してくれる先生方がいる」というだけで、何もなかった頃よりかなり安心した気持ちで学校へ次女を送り出すことができるようになりました。
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子どものため、そして、自分のためにも、通級指導教室を利用し始めて良かったなと思いました!
執筆/まりまり
(監修:室伏先生より)