子育て情報『「日常がうまくいかない」正反対なのに似ている2人――SNSで話題沸騰!『君と宇宙を歩くために』1巻発売記念!泥ノ田犬彦先生インタビュー』

2023年11月23日 12:15

「日常がうまくいかない」正反対なのに似ている2人――SNSで話題沸騰!『君と宇宙を歩くために』1巻発売記念!泥ノ田犬彦先生インタビュー

アフタヌーンWeb増刊「&sofa」第1話掲載からSNSで大反響、60万人が読み共感、涙したマンガ『君と宇宙を歩くために』。ヤンキーの小林と変わり者の転校生宇野、いわゆる〝普通〟ができない正反対の高校生の友情物語は、多くの人の心の琴線に触れ、励ましてくれる一冊です。
発達ナビでは、『君と宇宙を歩くために』第1巻発売を記念して、作者の泥ノ田犬彦先生からお話を伺いました。先生に伺ったおすすめの場面もたくさんご紹介いたします!

「日常がうまくいかない」正反対なのに似ている2人――SNSで話題沸騰!『君と宇宙を歩くために』1巻発売記念!泥ノ田犬彦先生インタビューの画像

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勉強もバイトも続かないヤンキーの小林。ある日彼のクラスに変わり者の宇野が転校してくる。小林が先輩から怪しいバイトに誘われているところを宇野に助けられ、その出来事をきっかけに2人は仲良くなる。宇野のことを知れば知るほど彼の生き方にひかれ、自分も変わろうと行動する小林でしたが……。どうしていいか分からずあきらめがちだった小林と、できないことは工夫をして乗り越えようとしてきた宇野、正反対の2人がそれぞれ壁にぶつかりながらも楽しく生きるために奮闘する友情物語。



自分の「できない」を解決する方法を駆使する宇野、それに感化される小林、2人の友情物語

LITALICO発達ナビ編集部(以下――)本作品を描かれたいと思ったきっかけをおしえてください。例えば、周りの人やご自身が体験されたことなどが含まれているのでしょうか?

泥ノ田犬彦 先生(以下泥ノ田先生):プライベートなことになるので詳しい言及は避けますが、基本的には自分で体験した感情、感覚、または身近にあった出来事がベースになっていて、宇野みたいな子が日常を歩み続けている作品があったらいいな〜と思ったことが執筆のきっかけの一つです。その対になる形で小林というキャラクターを作りました。像としては宇野が先に、感情としては小林が先に、という形で発生しています。
突出したキャラクター性を持つ子たちは同時に秀でた才能も付与されていることを期待されがちな気がするのですが、この作品内ではあんまりそういう風にはしたくなくて。あくまで隣のクラスにいそうな雰囲気を保ちながら描けたらいいなと思っています。

――学校でもバイトでもドロップアウト気味だけれど優しい心を持ったヤンキー小林大和と、まっすぐな努力家で、なにか特性もありそうな、小林にとっては変わった転校生・宇野啓介。2人のキャラクターについて、詳しく教えていただけますか。

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