子育て情報『「任せてください!」と言ってたのに…熱血顧問は自閉症息子を放置!?息子からのSOSと成長【読者体験談】』

2024年1月7日 12:15

「任せてください!」と言ってたのに…熱血顧問は自閉症息子を放置!?息子からのSOSと成長【読者体験談】


順調だった小学校時代、しかし中学入学後トラブルが増えた自閉症息子。勉強に部活と複雑に……

10歳でASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けた息子の話です。小学校では通常学級に通っていましたが、そこでは解決できないような目立ったトラブルはありませんでした。
しかし中学に入ってからは、勉強、部活にとトラブルが増えていき、対応に苦慮しました。


小学校まではなかった学習トラブルが!アルファベットは鏡文字だらけ!

小学生の頃からバランスの取れた字は書けませんでしたが、それでも文字を書くこと自体に困っておらず、特に対策もしていませんでした。

しかし、中学1年生になると、教科書のルビが見えていないことが発覚。さらに画数の多い漢字についても、読めるけれど形がよく分からないので上手く書けず、本人は困っていたそうで……。
そこで中学2年生になってからは通級指導教室に通い、授業やテストではルーペを使わせてもらっています。
また、教科によっては拡大教科書を使ったり、授業で使うプリントを拡大コピーしてもらうこともあります。拡大したものを使うことで、ずいぶん楽になったようです。

中学から本格的に始まった英語にはとても苦労しています。ローマ字のように、音をそのまま書けばいいわけではないので、スペルの綴りミスが頻発。さらに、アルファベットは、『b』と『d』、『p』と『q』、『a』と『u』をよく間違えます。『J』『N』『S』は鏡文字です。
文法も、助動詞の使い方で混乱するなど、日本語とは違うため大変なようです。

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ただ、音読は得意なため、英語のスピーキングは流暢。
ここでも得意不得意の凸凹を感じています。


勝利至上主義の厳しい運動部へ入部。先生に配慮をお願いすると「任せてください!」と返事をしてくれたけれど……

また、中学に入ると息子はソフトテニス部に入りました。顧問は若い女性の先生で、試合に勝つために厳しく、熱心に指導していました。息子がそんな厳しい練習をしている部活に入ると思っていなかった私。心配はありましたが息子の希望だったので、見守ることにしました。幸いにも部員は先輩を含めみんな優しかったようです。顧問の先生へは、最初に2つ配慮のお願いをしました。
曖昧な表現がわからない場合があるので、できるだけ具体的に指導してほしいこと、疲れていることに気づかないので、一定の時間ごとに休憩を入れさせて欲しいことです。

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