放デイ選びに失敗!?運動が苦手な自閉症娘の放課後等デイサービス探し。利用の2つのポイントは【読者体験談】
ステップアップしていった個別トレーニングで、ついにDCD(発達性協調運動症)の診断が外れた!
新しい事業所は、それまでとは全く異なりました。短期目標計画の面談は書面や電話対応でも可能などフレキシブルで保護者の都合に合わせてもらえました。また、臨床心理士さんや作業療法士さんが娘の発達段階を見極めた療育内容を考えてくれました。
体育を想定した跳び箱や鉄棒、ボール投げ、縄跳びを個別でトレーニングをしていただきました。成長が見られるようになると個別ではできない集団でのドッチボールやサッカーの練習をするために少人数でのトレーニングを提案されました。
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本人が集団に慣れるペースを考慮し、同じ時間枠で個別トレーニングをしていたお子さんと指導員さんとのペア同士でドッチボールをする時間を設けてもらい、個別から集団への移行をゆっくり進めていただきました。跳び箱や縄跳びができるようになると、娘は学校の体育も嫌がらずに参加できるようになりました。
そしてついにはDCD(発達性協調運動症)の診断がなくなったのです。
そのほかにも面談では不安に感じていることを否定せずに傾聴してくれ、「他害や多動といった分かりやすい問題行動がないおとなしい子は困り事が分かりにくく、支援が受けにくい傾向があります。学校や家庭での様子をなんでも教えてください」と言っていただけ、ホッとしたのを覚えています。
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経験して思った、わが家の放課後等デイサービスを利用のポイント
事業所が違うだけで、ここまで対応が違うとは思いませんでした。このような経験をして放課後等デイサービスに通う際に気をつけておけばよかったと思ったことは2つあります。1、通所時に子どもの気持ちが切り替わる場所かチェックする
特性にあった療育内容はもちろん大事ですが、時にははっきりした理由が本人にも分からずに嫌がる時もあります。相性がいい指導員さん、好きなおもちゃや本、レクリエーションなどがあり、子ども自身がデイに通うことを楽しめているか、また通所時に前向きな気持ちに切り替わるような場所であるかは、見極めのポイントの一つになるのかなと思いました。
2、疑問を感じたら無理に通い続けない
子どもが通いたいと言っても事業所の対応に疑問を感じたら、無理に通い続ける必要はないと感じました。