「課金したい」が止まらない!?発達障害息子のお金の使い方が不安。ポイントは見える化!?将来のための対策【読者体験談】
孫との同居で義父母は体調を崩したけれど。お年玉は高額、誕生日プレゼントも現金で⁉
現在11歳の一卵性双生児の息子たちTとYは、2人ともASD(自閉スペクトラム症)です。
Tは慎重派。嫌なことがあったり希望が通らない時は全部人のせい。自分の考えや言う通りにならないと貧血を起こすまで絶叫し続けて気絶するように眠っていました。最近急に成長して、分別ある行動がとれるようになりびっくりしています。Yは発言が一方的で、コミュニケーションに難があり。過集中で聴覚過敏があり、学校が騒々しすぎるとときどき行けなくなります。
本人もコミュニケーションの難しさに最近気づき、イライラが募って勉強に支障が出たり、叫んだり、自傷行為が出てきたり、大変な時期になってきました。
そんなわが家と同居を始めた義父母。発達障害がどういうものか知らない状態で、息子たちの言動の壮絶さを目の当たりにして、最初は体調を崩してしまいました。それでもASD(自閉スペクトラム症)について一生懸命に調べてくれ、今では子どもたちに愛情たっぷり。「優しくも厳しい祖父母」として接してくれています。
でも、毎年子どもたちへのお年玉と誕生日のプレゼントとして渡される「現金1万円」に頭を抱えています。孫がかわいいのはありがたいのですが、両方合わせたら年に2万円……私としてはあげすぎだと思うんです……。
「お金は使えば減る」って発達障害の子どもにどうやったら伝わる?
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子どもたちはお年玉をもらえば「わーい!お金!」と大はしゃぎ。さっそく「これでゲーム課金ができる!」と喜びます。ですが、私としてはそれをそのままスルーすることはできません。「お金は使えば減る」ことを理解できていない息子たち。そんな状態で大金を持たせるのは、教育上よくないのではと思うのです。
毎年、私が預かって子どもたちの口座に貯金しているのですが、子どもたちから「あのお金、出して!」と何度もねだられる日々が始まります。「なんとかお金の教育をしなくては!」と覚悟を決めたのですが、ASD(自閉スペクトラム症)のある子どもたちと向き合いながらのお金教育は、決して簡単ではありませんでした。
特性のある息子たちへのお金の教育!わが家の作戦
5年生になってから「お金の教育」のためにいろいろな方法を試しました。
「使えば減る」